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保護猫を飼うということ

保護猫ってなに?

 私がする猫の話は99%保護猫を指します。我が家にはペットショップで購入してきた子はいません。保護猫とは捨てられた猫や野良猫、イエネコのことです。保護猫について詳しくはmknkiskさんの下の記事がとてもわかりやすいのでご覧ください。https://note.com/kmakino/n/ndf0e018e5c78#F0HcZ

そもそも猫を飼うきっかけになったボランティアの話

18年前、新築の一軒家に昼間は一人だけ、体調悪く住んでいると寂しくてどうしようと親友に話しました。その孤独は、子猫を育てれば絶対に良くなると強く勧められ、紹介されたのは愛知の大学猫SOSというボランティア団体です。当時子猫を一時に100匹抱えるというかなりハードな現場でした。名前の通り、大学内の捨て猫や野良猫が沢山いて数人で活動されていました。自販機の取り出し口に子猫を投げ込んでいくとか・・・あまりに酷い虐待を受けていたのでボランティアグループを立ち上げたそうです。

子猫を選ぶ

大学猫SOSの場合はネット上に子猫の写真が沢山載っていて、その中から選んで決めました。

結局梅1にゃんよりもしつけが簡単ですよ、という話を伺って、桃(黒猫・享年14歳)と2にゃん譲っていただきました。
これから探す方は「里親募集中」や「ペットのおうち」など、ネットで検索してみるといいと思います。

終生完全室内飼いの誓約書


大学猫SOSさんでは、子猫を連れて実際に住む家に来て頂いて、終生完全室内飼い、最後まで責任を見ること、適正な医療にかかることなど書かれた誓約書にサインします。(最近は最初の医療費等を負担するケースが多いそうですが、当時は負担がありませんでした。)

子猫の今後の飼育環境をその目で確かめ、OKだという判断が出来て初めて譲渡ということになります。トライアル期間は猫の所有権はボランティアさんにあります。

信用が大切


ボランティアさんは猫を勿論大切に思っています。今まで厳しい環境で生き残ってきた猫達をよりよい環境で今後過ごしてもらうために、審査基準は厳しめです。ペット可の物件であること、独り身や老人は不可ですし、子猫なら家に誰かが出来るだけいる家庭がいいし・・・里親としては我が家はとても条件が良かったのですぐに決まりましたが、なかなか決まらない方もいらっしゃるそうです。この信用ってとっても大事です。
最初のメールから気を使って書けるといいなと思います。

保護猫を飼うとは家族が増えるという事


私は猫も人も同じ一つの命だと思っています。
野良猫も家にいる子もみんな同じ命です。
だから保護猫を譲渡するとは家族が増えることなんです。
家族が増えると思って保護主さんとお話しするといい信頼関係を築くことが出来ます。1にゃんでも多く、一人でも多くご縁がつながるといいなと思います。


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