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カウンセリング

ってどうなんだ?って話。
今は受けてないけど。移植待ちのお休み期間だからいろいろ思い出して書いたりしてみる。

カウンセリングは合う人には良いと思う。

私は甲状腺専門の病院と不妊治療専門の病院、2つで受けてみた経験がある。
カウンセラーのタイプも全然違う。


甲状腺の方はひたすら傾聴。3回くらい通ったけど、前回の内容を完璧に覚えていてプロ感?玄人感?(って言ったらいいのか?)を感じた。
不妊治療の知識はないから聞かせて欲しいと言った感じだった。


不妊治療の方は結構グイグイくる人。んー…さっぱりしたいい人だったけど、どうなんだろう?こちらは1回のみだったからなんとも。
やっぱり不妊治療に関しての知識はあるから説明しなくていい分、甲状腺の病気の理解はあまり無さそう。当たり前なんだけど。

私の場合だけど、話を聞いてもらってスッキリするような段階ではなく、子供という結果しか何の慰めにもならなかったので、これだけでは特に効果はありませんでした。

大学で少しだけ心理学もやった。
そもそもカウンセリングとは基本傾聴スタイルで、カウンセラー側からアドバイスを行わず、クライアント自身に気づきを与えて解決を糸口を掴んでもらうと言った感じで習った。
結局は自分で解決に持っていかないと意味はないのだ、と。

なので、私はカウンセリングで、自分の思いを言語化し整理することで何かしらの気づきが得られるかと思ったが、やっぱり子供が欲しいという気持ちが明確になるだけで、努力ではどうすることも出来ず、何も解決できないのだった。
その気持ちとの付き合い方も、その日の出来事や気分で左右されてしまうので、どうしようも無い。
だから、カウンセリングに意味を感じず、やめた。
新しい気づきがなかったのは逆に自己分析できてるのかな。自分で深く考えたり、本を読んでいる方が合ってる気がした。


そんな話を友達にしていたところ、意外だったがその子もカウンセリングを受けたことがあるらしく、私と同じことを思った、と。
「まーは、聞いてくれる人が周りにたくさんいるのかも知れないね。」と、普通に会話の中でサラッと。
あぁ、そうか。カウンセリングという場で、プロが傾聴してくれて、自分も気付こうとしても何も得られなかったが、こういう日常のやり取りに気づきって転がってたりするんだなー、と。

退職してからプライベートの人間関係は徹底して選んでいるので、周りに嫌な人は置いていない。
話を聞いてくれる人が身近にいて、そのことに感謝しなくてはならないなと気付いた。

バセドウ病がわかる少し前くらいから自分の心がおかしいことはわかっていた。
しかし人間自分のことには疎い。
プロの第3者にジャッジ・モニターしてもらうために、ヤバいかも…と、思ったらカウンセリングに行ってみるのは手だと思う。
私は、一応今はもういいやって思ってて、カウンセリングにも行ってない。無料じゃないしね😂
もういいやって思う時に一つ質問してみた。

「この人は精神科など医師の介入が必要そうだなって思う基準はなんですか?」と。

食事が食べられない、お風呂に入らなくなる、身だしなみが整えられなくなる…とか言ってたかな。
とりあえずセルフケアができなくなる、と私は捉えた。
その傾向があればまた受けてみようかと思う。

✳︎

私は占いにたまに行く。年に1〜2くらいかな?行かないときもあるけど。

占いは信じていない。

「どうなりますか?」なんて聞いたって、未来のことは誰にもわからないし、もし結果を言われてしまった場合、自己暗示になると思うからだ。

なので「こうしたい、こうなりたいんだけど、その為にどうしたらいいですか?」って聞いている。

もちろん占い師は選んでいて、行きつけ(行きつけと言うほど行ってないけど💧)のところがあって、その人に聞いてもらっている。

その人は元々バリキャリで、めちゃくちゃ現実主義だ。
そして何よりカウンセリング能力が異常に高い….。「占いではこう出てるけど、私は賛成しない」とか普通に言ってくる笑
占い師としてのレベルも多分高いんだろうけど、きっとこの人は私の話や所作、持ち物、服装、あらゆる面で判断して、いろいろ当ててくる。
多分、毎日会ってたらいろいろ当てられて怖いタイプ💧

タロットメインだけど、カードの絵や解釈からインスピレーションが得られる。
神秘的な意味ではなく、例えば2択で迷っていた時に、「こっちにすれば?」と言われると、反発したくなる時がある。
そんな風に自分で答えを決めていたのに、自分で気づいていないことが結構ある。
それと同じで、あなたはこうですね?って言われて反発したり、賛成したりすることで自分が何を考えているのか明確になりやすい。

そのやり取りが絶妙に上手い人が多分良く当たる占い師って呼ばれてる人なんだと思う。
これも相性だし、傾倒する気はないが、タロットという媒介のヒントがある分、気づきに関してはカウンセリングより易しい感じがしたりする。何度も言うが私の場合は。


カウンセリングでも、日常の会話でも、占いでも、自分に合って使えるものは全部使って、早くこの不妊の沼から解放されたいな。


余談ではあるが、そんなこんなで、実は休職中、安静時のしんどさがなくなった時にタロットを少し独学で学んだ。
知人から依頼が有れば無料で占ったりと新しい趣味も見つけた笑
(サボっていると誤解されないように言うが、安静時は治っても、立った瞬間から動悸・息切れが出てくるから、座って出来ることじゃないと無理だった。)

自分のことを占ってはいけないのはオカルト的に言う占いの禁忌でも何でもなく、自分で自分の都合の良いように解釈するから何も意味がないということだと、経験的に思った。


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