見出し画像

三浦ストーリー(写真録9−5)

京急に乗ると、山口百恵の曲が唐突に脳内で再生される。こんばんは、きらりんです。
山口百恵の曲にはいい曲がいっぱいある。「横須賀ストーリー」に「I came from 横須賀」、「秋桜」「さよならの向う側」と挙げ始めるときりがない。また、ふとしたときに聞きたくなる。さて、今回も前回の続きです。京急に乗って、三浦半島方面へいったときのお話とその他諸々です。お散歩録第9編最終回ですので、写真眺めて頂けたら幸いです。
前回のお話はこちらから→→→

三浦半島は首都圏から見ると気軽に自然を感じられる遊びスポットといった位置付けになるだろうか?海の幸が美味しい三崎、よこすか海軍カレー、浦賀に葉山に、足を伸ばせば鎌倉江の島と挙げ始めるときりがない。その中からダイジェストで巡った。

まずは、浦賀からバスで15分、日本最初の洋式灯台、観音埼灯台だ。前回、島根の日御碕灯台を訪れた。あの時とは高さが全然違う。というのも、地表面の標高が全然違う印象だ。そのため低い灯台でも十分に役割を果たしていると考えられる。日御碕のお話はこちらから→

登れる灯台といえどもまだまだ現役だ。このギザギザなレンズを「フレネルレンズ」という。レンズを分割して薄くして、軽量化することが目的だ。あまり気にしていなかったが、どれくらい分割するのか?というところが技術の結晶といった感じだ。見ていて飽きない。

観音埼灯台とは反対側へ足を進める。レンガ造のトンネルを抜けると見晴らし台にたどり着く。そう地図にあるのをわかっていても、トンネルの先になんとも言い表せない高揚感を感じる。

トンネルを抜けて、見晴らし台に着いた。春霞もあり見えないが、海の向こうは千葉県。地図をみると、三浦半島と房総半島の間は狭く、東京湾の要所にみえる。ここに砲台を置いて守りを固めるのも納得する。

赤丸のあたりが浦賀

浦賀を後にしてお昼ご飯を求めて向かったのは、久里浜。美味しいお寿司屋さんの話を聞いていたため、是非と思い足を伸ばした。ランチ寿司の大盛り(18貫)に赤だしと茶碗蒸しがついて、お値段なんと……1,500円でお釣りが来る!(純粋に忘れました)
美味しいので三浦半島に行く際は是非。

さあお腹をいっぱいにして、向かうは横須賀。脳内では、横須賀ストーリーがずっと流れている。百恵版はCDを入手して聞いてください、ということで公式でカバーしてるものを下にあげておきます。これはこれで、面白い曲調です。

お腹いっぱいにしてきたので、海自カレーはパスして、三笠記念館へ。
三笠は主に日露戦争で活躍した戦艦で、第二次世界大戦前に除籍されていた。その後、第二次世界大戦に負けた際に、解体処分するか否かという話になった。東郷平八郎を敬愛している方々の努力があり、今こうして記念艦として残っている。ほとんどは復元されているが、一部は当時の状態の場所もある。探検気分で回っても飽きない。ぜひ、一度訪れることをおすすめする。

横須賀を後にして、真名瀬海岸へ足を伸ばした。葉山を代表する映えスポットらしい。京急で逗子・葉山駅、そこからバスで、10分程度。ただ、そこへ至る道が混むので、もう少し時間かかるかもしれない。
夕刻に近づいてきた駅は、少し哀愁を漂わせている気がする。

そして、海岸に着いた。視界が良好ならば、富士山まで見えるそうだが、この日はあいにくの春霞。心の目で、富士山を眺めることにした。
日の入り直前ということもあり、あたりを見渡すと、三脚を置いて、カメラを構えている人たちばかり。手持ち勢は少しいたたまれない気持ちになる。景色が綺麗だから仕方ない。そして、三浦半島を後にしたのであった。

別日に横浜のランドマークタワーを登った。3階から69階まで、最速750m/minで駆け上る。気圧の変化に弱いので、耳がキーンとなった。これまた春霞で遠くを観察できないので、近くの写真を何枚か撮った。街中だとあまり気づかないが、上から鳥瞰すると、建物の高さの違い、道や鉄道の通る部分が目に見えてわかるので面白い。おそらく、都市高速は高架ではなく、半地下に作られているようだ。見えにくいが、最近できたらしい、YOKOHAMA AIR CABIN も見える。片道1,000円の遊覧体験。上から見ると地下以外はよく見えるので、面白い。

遠くはどこまで見えるかなチャレンジの結果、横浜ベイブリッジは見えた。遠くを見る時は空気が綺麗な冬に行く方がいいかもしれない。ただ、日のある時間が短いが。

そんなこんなで、長野から関東を巡ったお散歩はこれにておしまいです。次回は未定です。もしかしたら、記事を書く元気をなくしているかもしれません。ではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?