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東洋のトルソー、仏像界のプリンス、TUNE STAY KYOTOのショートフィルム

国宝第一号と称される広隆寺の弥勒菩薩象をみた話を書いた。

東京から西に行くと、やっぱり見たくなるのが、仏像界のプリンス・興福寺の阿修羅像。

梵語(ぼんご)(古代インド語)のアスラ(Asura)の音写で「生命(asu)を与える(ra)者」とされ、また「非(a)天(sura)」にも解釈され、まったく性格の異なる神になります。

https://www.kohfukuji.com/property/b-0009/

ペルシャなどでは大地にめぐみを与える太陽神として信仰されてきましたが、インドでは熱さを招き大地を干上がらせる太陽神として、常にインドラ(帝釈天)と戦う悪の戦闘神になります。

https://www.kohfukuji.com/property/b-0009

2009年に東京国立博物館で開かれた、興福寺創建1300年記念「国宝 阿修羅展」ではなんと約94万人という、その年に開催された世界中の博物館や美術館の展覧会の中で最多の来館者数を記録したといいます。

そこからバスに乗り、「ゆく年くる年」で見た唐招提寺へ。

「東洋のトルソー」または「唐招提寺のトルソー」と呼ばれる如来形立像をやはり見にいきます。

そして京都に戻って、宿泊しているTUNE STAY KYOTOでショートフィルムを見る。

新年の京都でのルーティンの一部。

老人と情景 / The Old Man And The Scene」という作品がいちばん印象に残った。

「癸(みずのと)」=生命の終わりと新たな生命の成長、の正月の記憶。

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