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【Netflix】韓牛賛歌 ~韓国のおいしいを探訪~部位を120以上に分ける肉へのこだわりとシニフィアンシニフェ
物事の解像度は言葉に現れる。
韓国では牛肉の部位を120以上に分けるという。カルビやリブロースだけでなく、エンピツやらなんたらヒモやら、顔の部分を耳や鼻や目の下のあたりと細かく分類する。
プレゼンターはペク・ジョンウォン(백종원)。外食チェーン店の代表を務める料理家であり、タレントとして活躍している。
冠番組『ペク・ジョンウォンの路地裏食堂』
「シニフィアンシニフェ」という言葉を聞いたことがあるだろうか? 同盟の有名なパン屋さんにその店名の由来が記されている。
ちょっと不思議なやわらかな呪文のような響きの店名はフランス語の言語学用語に由来しています。
シニフィアン(意味作用)は“そのもの自体”のこと、シニフィエ(意味内容)は“そのもののイメージ”といいます。
そして次のように言葉を続けている。
シニフィアンと一緒にシニフィエを味わうことで、“食べる”という行為、
そして食を通じて広がる世界がますます豊かになりますように・・・。
「韓牛賛歌 ~韓国のおいしいを探訪~」では細かく細分化された牛肉の部位を愛おしそうに食べるシーンが数多く見られる。
日本では「雨」に関する言葉が多いという。
おそらく食にかぎらず、シニフィアンと一緒にシニフィエを味わうことで、世界がますます豊かになっていくのだろう。
Netflix「韓国のおいしいを探訪」は「豚バラ賛歌」「冷麺賛歌」もあるので、ちょっと韓国料理にハマりそうです。
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