millennium parade(ミレニアムパレード)を知っていますか?
King Gnu(キングヌー)の常田大希(つねただいき)が率いる音楽集団millennium parade(ミレニアムパレード)、通称ミレパ。
「世界から見た東京」をテーマにデジタルネイティブなミレニアル世代を中心としたミュージシャン、映像ディレクター、CGクリエイター、デザイナー、イラストレーターなど、様々なセクションを内包した気鋭のクリエイティブ集団。
ファーストアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』を2021年2月10日(水)にリリースされます。
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millennium paradeを知ったきっかけはTempalay(テンパレイ)。彼らの「そなちね」という曲のMVの映像監督をPERIMETRON(ペリメトロン)が担当。
PERIMETRON(ペリメトロン)は常田大希が主宰するクリエイティブチーム。King Gnuのすべてのミュージックビデオの制作をしている。
こちらの「白日(はくじつ)」もそう。その常田大希か主宰する音楽集団がmillennium parade(ミレニアムパレード)だということを知ったわけです。
「破壊と構築」
1月8日(金)22:00よりNHK総合で常田大希(King Gnu、millennium parade、PERIMETRON)のドキュメンタリー番組「常田大希 破壊と構築」が放送され、NHKオンデマンドで見ました。https://www.youtube.com/watch?v=wkEkkV9XX3s破壊と構築、というものがテーマになっていたが、番組を見ているうちに私の中の音楽に対する考え方、というか、Pops=流行歌に対する想いが破壊される想いを感じました。
白い部屋の中央にうず高く積まれた白いトルソーの残骸の上で、何本もの管につながれた裸の人形が歌うというMV。
こんな世界観を描き出す常田大希という人物は一体何者なのか? ドキュメンタリー番組の中にすこしそのヒントのようなものが見え隠れする。
長野県伊那市で生まれる。東京藝術大学音楽学部器楽科チェロ専攻に進学するが、「社会と結びついた音楽をしたい」という理由で中退。小澤征爾が主宰する小澤国際室内楽アカデミーにチェロ奏者として在籍していたことがある。(wikiより)
長野から上京した常田が祖母と暮らしていたという、現在空き家になってる一軒家を訪ねる。絵描きだったという祖母の描いたスケッチを見る常田。
また祖父はカラーテレビの開発で紫綬褒章を受賞した常田朝秀とのこと。
millennium paradeにも参加する兄の常田俊太郎はヴァイオリニストでもあり、ユートレックというベンチャーの社長も勤めてる。
ドキュメンタリー番組の中で常田は「美しいもの」に対する揺るぎない確信を小澤征爾との出会いの中で手に入れたと語っていた。
常田さんがアーティストとして一番大切にしたいことはという問いに対しては次のように答えている。
一番大切にしたいことは、自分が今まで積み上げてきた芸術の文脈、音楽の文脈にちゃんと敬意を払うことです。
新曲の「FAMILIA」であるのが、暗示しているかのよう。
破局を回避できるのか?
「2992」と名付けられたこの曲は「NHKスペシャル2030」のテーマ曲。2021年1月9日放送された「暴走する温暖化"脱炭素への挑戦"」では、危機意識も持ったミレニアム世代が声を上げ、社会を変えようとしている姿が描かれている。
早ければ2030年にも、地球の平均気温は臨界点に達するという。新たなフェーズに入った地球温暖化への破局を回避するためのmillennium parade(ミレニアムパレード)。
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