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【虹の苔寺】京都・東福寺塔頭・光明院(こうみょういん)で「看脚下」(かんきゃっか)と「灯」をみる
京都・東福寺塔頭(たっちゅう)の光明院(こうみょういん)。正式名称は光明禅院。
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東福寺は禅宗である臨済宗東福寺派、その塔頭(たっちゅう)である光明院には、多くの禅語がそこかしこにちりばっていた。
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モダンな茶室に掲げられていたのは「看脚下」(かんきゃっか)。
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「暗い夜に道を歩く時は明かりが必要だ。その明かりが今消えてしまった。さあお前達、この暗闇の中をどうするか言え」
中国の法演(ほうえん)という禅僧が、3人の弟子を連れて寺に帰る時に尋ねた時のものです。
そして最後に、圜悟克勤(えんごこくごん)が「看脚下」(かんきゃっか)と答えました。つまり「真っ暗で危ないから、つまずかないように足元をよく見て歩きましょう」と答えたのです。
暗い夜道で突然明かりが消えたならば、まず今ここでなすべきことは何か。
自分の足元を見ること。
そして灯をともすこと。
「写真を撮る」という仕事を通し、一枚の写真が偏見や無関心の壁を壊し、世界と人々をつなぐことができる。
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