Lover´s cross
こんにちは、Maria です。
今日、スペイン語の勉強で観たい動画を探していたところ、ベストヒット集なるものを見つけました。
最初はサイモン&ガーファンクルのベストヒットかと思っていたら、
どこか懐かしい曲が。。
JIm・Croce(ジム・クロウチ)の ”Lover's Cross”
失恋の曲なのですが、当時のアメリカの女の子の清純さや宗教的敬虔さにギブアップした青年の歌のように聴こえます。
僕はそう君の思うようには変われないし、自分を曲げてまでは生きられないよ
あれもダメ、これもダメ、あれして、これして、と言った女の子の移り気でちょっと融通が効かないところは、
楽しく過ごしたい男の子たちには少し物足りないのかもしれませんね。
でも、おばさんになった今思うのは、
10代のうちにしたいことは結構後の方がやりやすい、
ということ。
もう頭ごなしにダメ、という両親もいない、稼いで自分で自由にお金が使えるし、時間も自分で作れる。知識や度胸も備わってるから、変にドギマギしたり失敗に恥を描くことも少ないんじゃないかって思ったりします。
と言っても、経験してみたいことはその時にできなきゃ意味がないですよねw。
ジム・クロウチは60年代後半にヒットした曲が多いようです。この曲は、あまり有名ではないのか、データ探しにちょっと苦労しました。
でも、私確か、学生時代にラジオでこれをテーマ曲にした番組聴いてた気がするんです。彼の声はこの時代の男性歌手に多く聴かれる高めの声質を持っているのですが、のどかなメロディーにとても合っている気がして、録音して何度も何度も聴きました。歌詞も覚えて。
驚いたことに、今日この曲を聴いた時咄嗟に曲目が出てこなかったのに、サビを覚えてて口ずさんでる自分がいました。この記憶力、スペイン語にも、、、今はもう忘れるばっかりw。
私がこの曲を知った時は、もうすでにジム・クロウチは飛行機事故で30歳の若さで亡くなっていました。
私は、貸しレコード屋さん(今はどこにもないんですよね、当たり前だけれど)でお店のお兄さんに歌って曲を探してもらいました。当時は、学校と家の往復のみで、週末レッスンの帰りにこの貸しレコード屋さんによるのが楽しみでした。
クラシックを勉強しているのに、どうしても80’s US・UKロックポップ全盛期で誘惑が多くて葛藤の毎日でした。やはりアップテンポの曲に惹かれます、若いからw。
でも、のちにこれが功を奏しました。バロック音楽を演奏することが多くなるにつれ、特にバッハを演奏する時には当時歌詞カードを片手に歌ったポップロックが役に立ちました。
はじめにリズムありき
バッハはそう言いました。彼の楽曲のリズムは、時にジャズに似ている、と言われます。いにしえのセオリーは現代にも受け継がれているのですね。
なんだかとても懐かしくなって、noteに書いておこう!となりました。
いろいろ書きたいことがいっぱいあるのですが、最近寒いせいかちょっと活動自体鈍くなっています。いけませんね、徐々に気持ちを戻さないと新年になっちゃいますw。
最近日本は地震が多いんだとか。みなさん備え万全にどうぞお気をつけください。
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