原則22「まずほめる」|人を動かす

こんにちは!だんだんブログ更新が習慣化されてしきました、新垣才です。
今回からは "人を変える九原則" というパートに入っていきます!


"人を変える" 際の2つの大前提

さて、この "人を変える九原則" というパート、「人を変えるってなんだか自分勝手じゃない?」と違和感を覚える方もいるかもしれません。確かにとの通りだと思います。そこで、本書を紹介した際の間違った捉え方、違和感を残さないためにまず、"人を変えること" についての2つの前提に触れておきましょう。

その前提とは、

・すぐに変わることを期待しない
・人を変えるには「相手が自ら変わりたいと思うような関係を続けていくこと」が重要である

ということです。

"人を変える" とは、地位や権力、暴力、その他もろもろの強制的な力を使って相手を変えることではありません。相手が自ら変わりたくて変わることです。なので、変わる保証も義務もありません。

是非ここを理解した上で是非読み進めてください!


ほめることから始めよう

以前、原則9「心からほめる」でもほめることについて紹介しました。基本的にほめる方法については前回と変わりません。
要約すると、「彼について私が本当に感心できるものは、いったい、何だろう?」と自問し、心から褒められることをほめる。見え透いたお世辞は逆効果。ほめることによって相手に重要感を与えることだ大事、ということでした。

前回との違いは、相手に変えて欲しいことがあるのなら、まずほめてからお願いしよう、という順序についてです。カーネギーはまずほめることについて、こんな例えを用いています。

まず相手をほめておくのは、歯科医がまず局部麻酔をするのによく似ている。もちろん、あとでがりがりとやられるが、麻酔はその痛みを消してくれる。

"がりがり" ほどきつく言わないくてもいいと思いますが、面白い表現ですよね。笑
確かに、相手から先にほめられると、相手のことを味方だと感じやすいですし、その後の注意は 「あ、自分のことを思って言ってくれているんだ」と素直に意見を聞きやすいんですよね。皆さんも一度は経験があるのではないでしょうか。


相手も自分も気持ちよく、win-winの関係で解決していきたいですね〜。そのための今回の Next Step はこちら。

Next Step
・次に人に改善して欲しいことがある時は、まず先にほめる。


今回もここまで読んでくださり、ありがとうございました!

「理髪師はかみそりをあてる前に石鹸の泡を塗る」
ー 本書より ー

原則22:まずほめる。

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