今日の科学 5月26日
今日は東名高速道路全通記念日。
1969年5月26日、大井松田~御殿場間が開通し、東京から愛知県小牧市までの346kmを結ぶ東名高速道路が全線開通しました。東名高速道路は、愛知県小牧市と兵庫県西宮市を結ぶ名神高速道路と共に、日本の物流を支える大動脈として、日本を支えてきました。
東名高速道路は、古くから畿内と東国をつないできた東海道旧東海道に沿ってつくられています。このエリアには日本の人口の約3割が暮らし、国内総生産の約3割を占めていて、日本の経済活動にとって大切な地域です。
1960年代より前は、車で東京から名古屋まで移動しようと思うと。9時間30分かかっていました。でも、東名高速道路が整備されたことで、車での所要時間が4時間30分と、5時間も縮まったのです。企業活動などの生産性を大きく上げました。
東名高速道路はとても便利な道路ですが、年々、利用する車が多くなり、渋滞や事故もたくさん発生していました。そこで、神奈川県海老名市から愛知県豊田市までの253kmを結ぶ新東名高速道路が整備されるようになりました。
新東名高速は、東名高速とほぼ並行してつくられていて、車が2つの高速道路に分散することで、渋滞などが発生しにくくなることを期待されています。現在、90%ほどの区間が開通していて、2027年の全線開通を目指しています。
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