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今日の科学 5月21日

1860年5月21日、オランダの医師 #ウィレム・アイントホーフェン が生まれました。彼は心電計 を発明し、1903年に世界で初めて #心電図 の記録に成功しました。この功績により、1924年にノーベル生理学・医学賞 を受賞しました。

心電図は、心臓が全身に血液を送り出すときに発生する微弱な電気信号を波形として記録するもので、モニター心電図、12誘導心電図、運動負荷心電図、ホルター心電図などの種類があります。健康診断でよく使われるものは、12誘導心電図です。

心臓は筋肉でできていて、微弱な電気が流れることで拍動します。心電図の測定は、脈拍の乱れや心臓の筋肉の異常がないかといったことを調べ、不整脈、真菌構想、心筋症などの病気の発見にもつながります。

心電図は、体の表面に電極を貼りつけることで測定でき、比較的簡単に心臓の大まかな状態を知ることができます。健康診断などにも取り入れられ、私たちにもおなじみの検査となりました。現在は、より手軽に測定できる家庭用心電計も発売されています。

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