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2024年3月まとめ

3月が終わった。早くないか?
2024年も、もう3分の1が過ぎてしまった。
早い。何もかも早すぎる。

何だか、延々とこういうことを続けてしまいそうなので、話を先に進めよう。

2月に続いて、自分の中では3月も宇宙関係の話題で盛り上がった。
まず、3月14日に日本の民間企業スペースワンによるカイロスロケットの打ち上げが実施された。カイロスロケットは勢いよく発射台を飛び立ったかのように見えたが、発射から5秒後に突如爆発した。

詳しいことはわかっておらず、想定される原因なども公表されなかった。スペースワンは原因究明チームを立ち上げたというが、メンバーなどについては非公表、原因などが究明できたら発表するのかという質問についてもまったく答えなかった。

ロケットの新規開発は難しいので、1回目で失敗するのは当たり前といえば当たり前。むしろ、1回で成功したら奇跡くらいの気持ちで臨んだ方がいい。この心構えは当事者だけでなく、周りで見守る人たちにも言えることなので、スペースワンには引き続きがんばって欲しいところだ。

この一連の出来事で、僕が一番気になったのは、スペースワンが閉鎖的な会社に見えたことだ。民間企業だから、企業秘密など、公開できない情報はあるだろうし、情報をどこまで公開するのかは、その企業次第なのだけれど、ロケット打ち上げは住民をはじめ、いろいろな人たちの協力で成り立つ事業をやるからには、ある程度の情報は公開して欲しいと思う。会社側としては、利益が出れば周囲の理解は必要ないというスタンスなのかもしれないが、果たしてその姿勢でいいのかは疑問が残る。ある程度、大勢の人たちから応援してもらう関係をつくった方が、これからの事業がやりやすくなるのではないかな、と個人的には思う。

そして、その翌日にはアメリカのスペースXがスターシップの3回目の飛行試験を実施した。1回目、2回目ともに打ち上げからあまり時間が経たないうちに指令爆破したので、今回はどうなるかなと思ったら、かなり進展した。しっかり打ち上がり、1段目と2段目が無事に分離したのはもちろん、2段目のスターシップが予定していた軌道にしっかりと乗った。さらに、大気圏再突入まで到達。スターシップは上空65km付近まで達したようだが、そこで通信が途絶えた。機体が空中分解したようだ。フルサクセスとまではいかなったかもしれないが、それでもここまで達成したら快挙としか言いようがない。しかも、その飛行の様子がリアルタイムでほぼすべて生中継された。画面の前でかなり興奮してしまった。JAXAや日本の企業もここまでできたらすごいのだけど、難しいかな。

振り返りがかなり長くなってしまった。

3月は年度末。今年は3月末締め切りの仕事が多く、綱渡りのような精神状態が続いた。フリーで仕事をやっている以上、仕事が多い時期と少ない時期ができてしまうのはしかたがないこと。でも、何とか乗り切った。今月はリモート取材が多かったのも乗り切れた要因かな。個人的には対面の方がおもしろいとは思うが、取材が重なるときは、リモートは時間節約にもなるので、ありがたい。うまく活用しないとだね。

そうそう、3月はYahoo!ニュース特集に記事が2つ掲載されたり、Newtonにも記事を書いたりと、2月までにやっていたことがいろいろと公開された月でもあった。そのあたりもnoteにまとめたので、そのあたりもよかったら読んでね(宣伝、宣伝)

あと、3月29日に写真だけ、テレビ番組に出た。フジテレビ系の「全力!脱力タイムズ」に写真だけ。事情があってスタジオ出演はなかったが、こうやって写真や名前を出して頂けるのもありがたい限り。これからも、テレビやラジオなどに声をかけてもらえるようにがんばろう!

とまあ、振り返ってみると、いろいろと個人的なニュースもあったりと、わりと盛りだくさんだった。自分としてはパソコンに向かっていた時間が長かった。4月は、仕事もがんばりつつ、バランスよく生活をしたい。でも、仕事は引き続き、絶賛募集中です。お気軽に!

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