無常の声

ふと、振りかえる。
メンタル的にやばかったら(パワハラ等も含め)すぐ辞めたほうがよいという意見もあるが、世間的(多数)にはどんな事情でも短期離職や転々としている人間には評価なしが現状。

確かにメンタル崩壊するレベルで仕事を続けるのは難しいと思うが、その前に人事へ相談したり、社内窓口を利用したり、休職したりなど在籍し続けられるならしたほうがよいのではと感じている。

というのも、事情(パワハラ等)があって短期離職や転々として、その後良い方向へ再就職できたという話を聞かない。私がそうだ。やはりメンタルボロボロだとしても経歴が長ければそれはアドバンテージになる。

注意が必要なのは、辛くても続けろと言いたいわけではなく、虐めてくるゴミみたいな人間のためにますます辛い状況になってもらいたくない。だから開き直りではないが、苛められたり理不尽な対応をしてくる人や状況なら抱え込まず救済窓口へ相談してみるのを薦めたい。

もちろんこれはある程度は大きな企業ではないと通用しないと思う。小さな職場だと相談できる人がいない。やめざるを得ない。その時はしょうがない。だけど辞める前に一旦改善への検討が出来る環境があれば立ち止まってもよいと思う。

パワハラ等を受けている時はかなりメンタルが崩壊し消耗しきっているのでなかなか踏ん張って考えられないと思うが、応援したい。

もちろん、辞めたことにより、その後今までとは違う新たな方向性や出会いがあるかもしれない。ただそれもある意味運の良し悪しが関係していると個人的には思っており、よほど「これがしたい!」というものがなければ、そしてその職場でパワハラ等以外で仕事内容が「何が何でも嫌だ!」というものでなければ続けるのも手だと思う。

というのも、やはり毎日仕事に行くわけで何かしら経験はしているので、そこから転職なり、なんとなくでも自分なりのキャリアの方向性がわかるかもしれない。
と、誰宛に言っているわけでもなく、20年前の俺に言ってやりたかった。

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