おかんアートは愛とエコの究極の存在。
自分用のマスクを作り終え、グループLINEで友達に写真付きで、機能とかこだわりを説明したところ
「おかんアートすごすぎる」
と言われ、あれ?これ、おかんアートだった!とハッとすることがありました。
自分ではかなりイケてる気がしていたのです
(-∀-`; )
とはいえ、この数年、なぜだかあえて「おかんアート」的なものを作りたくなる時があります。
たぶん、この春まで務めていた職場が、元気な高齢者を支える某団体だったもので、影響しているとは思います。
高齢者の皆さんの作品展も大規模に毎年行っていましたので。
でも、何でそんなに心惹かれるのでしょう???
おかんアートとは
Wikipediaによると初出は、2003年。
2ちゃんねるでのことらしいです。
不用品を切ったり折ったり貼ったりしながら
次から次へと増殖
↓
コーディネイトなどはまったく関係無く
家中に飾られまくる
↓
果ては、親戚や友達に配られていく…
家族としては、ちょっと迷惑な、でも、意味不明な熱意と、悪気のない親切心のかたまりのような、
少し年いってきた母親と、そんな母親から生まれたそれらの…
まあ…
いらないはずなのに、捨てることができない!そんな作品達。
平和に満ちた面々を見ていきましょう。
ぬいぐるみを作る者としてはスルーできない二強
まずはこちら。
ロールちゃん。
↑作り方を丁寧に載せてくださっているブログです。
ロールちゃんというのは、トイレットペーパーホルダーなのです。
毛糸2玉あればできるので、余った毛糸の消費にはもってこいですね。
そしてもう1つは、ソックモンキー。
この2つは、ぬいぐるみを作る私としても、いつか作ってみたいと狙っています。
ロールちゃんにいたっては、すでに編み図などGET済みです!(タイトル画像のものです)
無償の愛 そして、キング オブ ザ エコ
基本的におかんアートは、何かに使えるはず!という、母親のモッタイナイ精神からきています。
とりわけこの精神は、日本人の母親に根付いていると思われます。
キレイな紙袋を沢山取っておいたり、フードパックを洗って取っておいたり…
気持ち分かります σ(ˇε ˇ;)
一時期流行った、牛乳パックで作る踏み台(イス)や、もっと昔でいえば40年くらい前には、タバコの包み紙で作る傘なんかは、まさしくそうですよね。
本来の目的を果たし、後はゴミになるかリサイクルされるかだけなのに、それをわざわざ大事に保管し、
しかも1つじゃ作れないので何日もかけて集めて、やっと作り始めるんですよね。
じっくりと1つのものを育てていく無償の愛と、究極のモッタイナイ精神が折り重なって作られた、
ちょっとやそっとじゃもう捨てれない!
ホラ、なんかこっち見てる気がしてきます(^▽^;)
まさに、キング オブ ザ エコ!!です。
ミイラ取りがミイラになる
ところが、一歩間違うと…と、いいますか、たいていのおかんが間違えそうなのですが…
不用品の中から何かを作る ではなく、
おかんアート作るために不用品を集める 現象
が、度々起きているのを、周りで見かけたことがあります。
お友達からももらい始めちゃったり。
不用品を片付けるとこから始まったはずが、不用品で家があふれてしまうという。
ミイラ取りがミイラになっちゃって。
で、結果ものすごくおかんアート作品が増えちゃって、材料くれたお友達にあげたりして。
リ、リサイクルですかね。
循環してます。
やっぱり究極のモッタイナイ精神。キング オブ ザ エコ!
芸術だからこそ本も出ちゃう
おかんアートは、芸術を超えた芸術。
いや、だってね、どうやったらこんな脱力的に作れるのか。
無理です。
私はまだこの境地に達していません。いつか達したいです。
ゆるい雰囲気のモノを作る人もいますけど、あえて作っているんじゃなくて、
全力ナチュラルでこうなるって、奇跡的。
ちょっと違う視点のおかんアート
そしてモッタイナイ精神とはまた別のおかんアートがこちら。
90歳を過ぎてるおばーちゃんが、ボケ防止のために毎日作っているフェルトマスコット「ぼけぼー」。
イラストレーターのお孫さんが仕掛け人で、展示会や販売をしています。
私も見に行って、沢山GETしてきたことがあります。
私もこんなおばーちゃんになりたいなー。
娘や孫(孫がいるかは分からないけど)と一緒に、ずっとこんなことできたら幸せだなあ。
要するに、家族におかんアートに付き合ってもらうわけなんですけどね♡
私のおかんアートは、Instagramで見れます。
あ、本当の(?)おかんアートですよ。
マスクはおかんアート(冒頭の話)のつもりないんです、ホント!
∠( ゚∀゚)/ワハハ
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