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♪地道に挑み続けます!

♪スーパーの来客ご意見番に掲示された、店長の書き出し定番文句?
「貴重なご意見ありがとうございます」
お叱りニュアンスの投稿その他、すべてに共通する一行目。
 
とあるご進言に対し、これを発したのは私。
しかしながら、そこから先が違いました。
 
・店長さんはここから一貫して 『謝罪 → 仰せの通り → 改善を約束』 。
・この場面の私は 『感謝 → Yes・But』 。
 
日本語は意見交換に最適な言語だと、またしても再確認でした。
 
 
私がこちら note を始めとする複数のサイトで、自身の言葉を発信し続ける主目的のひとつが、
 
☆ 紙媒体の文章が描く世界観を、スマホ歩きしない正しい読者の、手元の小さな画面に反映したい。
 
このライフワークに対し、
 
「不毛と思われるチャレンジでは? 努力の方向が時代と受け手側のニーズにそぐわないかと……」
 
これは素直に仰せの通り。
 
それでも結果的に徒労に終わろうとも、道を踏み外さぬ手法であれば、挑戦するのは個人の自由でしょう。
 
 
 
ガラケーが急速に一般普及を進めた頃でしたから、21世紀初頭?
インターネットに接続可能となった時期、画面はカラーに進化していた?
歩き携帯から電柱特攻隊が急増した時期、画期的な出版物と遭遇しました。
 
*書籍化された携帯小説
 
最初に書店で手に取った際の衝撃(※大袈裟でなく)、今も記憶に鮮明です。
 
5×3cm ほどの小さな画面に映し出される、現在の私の視力では到底解読不可と思われる文章。
そのまま本に転移すれば、当然といえば当然ですが、見開けばこんな感じ。 

本文は私がこの画像を作成すべく、即興で綴ったモノ。
文字数が多けりゃ良い! とは申しませんが、見開きを再現。
これが紙媒体の小説?

「紙が勿体ない」 ← 
それより率直な第一印象が、
「ここまで削ぎ落してしまうと、行間を読み取ろうにも……」
 
すべてを語り過ぎる文章は嫌いですが、あまりにも連想(想像)につながるヒントが無さすぎるのも、いかがなものかと?
単に文字を目で追うだけになってしまいかねません。
 
 
 
平成から令和世代の若者たち。
「文章が示唆する世界を読み取れない」
「読書が楽しくない」

学力云々とは別に、このような人たちが増加傾向だとか?

いわゆる読解力の低下?
 
ちなみに我が愚息も、同じことを訴えています。
幼い頃の就寝前の 『読み聞かせ』 は、毎夜1冊読破させられていました。
喉を涸らしながら、母親と半分ずつ、交代で音読させられていました。
下手すりゃ1時間近く要していたような?
 
ところが小学校に進学した頃から、世の中はゲーム機ブーム。
テレビはVHSが競合規格品に圧勝した、ビデオが主役に躍り出ていました。
 
「長い作品を読んでいると、後半になると最初の方が頭から消えてしまう」
難しい文章もすらすら音読でき、ピンポイントで意味は理解できるも、
「物語として続けて捉えづらいから、面白くない」
「書かれていないことまで意識が回らず、察しきれない」
その他、腰が退けた発言がつづきました。

#ライターの仕事

齢30を過ぎた世帯主の彼、それなりに己が愚父の生業に理解を示してくれての、率直なこれらの発言が印象的です。
 
 
 
拙作を有料配信中の coconala でも、カテゴリ 『小説』 へのアクセス数は、圧倒的に少ない様子?

他の会員各位の作品もランダムに拝見していますが、
「自身の文章は明らかに異質だな」
もちろん文章の癖や画面構成など、十人十色個性的で違います。
自作を発信する目的も、同じく人それぞれでしょう。
 
そんな中で、
 
☆ 紙媒体の文章が描く世界観を、スマホ歩きしない正しい読者の、手元の小さな画面に反映したい。
 
私の同志と思われる作者は、これまでほとんど見当たらないかと?
さらにもうひとつ申せば、
 
☆ パソコン・スマホ・タブレットなど、いずれの画面にも、絵画のように綺麗に反映される文章構成を目指したい。
 
改行や読点などのタイミング、一文節の長さ、全体の構成、その他……
 
「できれば一定以上の面積のある、パソコンもしくはタブレットでご覧いただきたい」
私が繰り返す理由が、ここにも明確に存在しています。
手元のガラホの小さな画面で、自作がどのように反映されるのか、毎回のチェックを怠ることもありません。
 
「それでこの程度の出来栄えかよ!?」
お叱りの声が聞こえたような(苦笑)?  


光は上から降り注ぎます。

取引先(クライアントさま)から、
「不毛なチャレンジだ」
ご指摘いただけたことで、天邪鬼のハートに再着火(笑)。
 
はあとまあくの右隣は超謙虚、大いに結構!
俺は表面上の数字を追いかけているんじゃないゼ!

 
今回この記事に、こうして最後まで目を通してくださる方が存在する事実。
地道かつ意固地(苦笑)に楽しく、続けていくだけです。
 
 
以上、今編は随分堅苦しい内容となりましたが、
 
( ^-^ ) / 我がクリエイト作業に関する、あらためての所信表明でした。


3/6/2023 (SUN)

 
#062 / 5156.

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