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待たせない

私達美容師が、当たり前と思っていても

お客様には全く通用していない価値観があることをご存知でしょうか?


少しのズレは、少しだからこそ

お客様からは言いにくく、そのズレは少しずつ大きくなって、サロンから足が遠のくようになってしまいます。


それは、お客様がサロンにご来店されて

まず最初に感じられるストレス。


「予約時間に来たのに待たされる」


です。

お客様を待たせないように努力しておられるサロン様ばかりだとは思いますが、結果が伴っていなければ、それは実質「やっていない」と同じ。


目先の利益を優先し、お客様を待たせてしまっていては、本末転倒。

もちろんイレギュラーはありますが、多少のイレギュラーを計算して予約を管理することをオススメ致します。


時間は命


という言葉を聞かれたことはあるでしょうか?

私は22歳ぐらいの時に、とあるコーチングの先生から教えて頂いたのですが、かなりの衝撃を受け、今でもその状況がはっきりと目に浮かびます。

時間を粗末にすることは、命を粗末にすることと同意義なので、お客様の笑顔を見る為にはもちろん、お客様の命を大切に、日々の営業に取り組みましょう。


たった1人でどうやって待たせない仕組みを作っているのか?


当店はオープンしてから約3年になりますが、完全マンツーマンの完全予約制で、お客様がかなり早くご来店された場合を除き、お客様をお待たせしたことはございません。

これは、常連さんメインの予約管理を徹底しており、お客様の施術時間が自分で把握しやすいうえ、30分ゆとりをもってご予約を受けることにより、お客様をお待たせしない営業が可能となっております。

時間を守ることで、お客様との信頼関係は築きやすくなるし、当日無理なメニュー変更をお断りしても、また後日予約を取って下さるようになります。

ついつい単価を高くと意識し過ぎるが故に、当日の追加メニューも、無理に受けてしまうと、次の方にご迷惑がかかってしまいます。

お客様の仰ることを全て叶えてあげることが、全てのお客様の為になるとは限りません。広い視野を持ち、できることは全力で提供しますが、できないことはできないと言い切ることで、また信頼を得ることができるようになります。

そして、時間のゆとりを持ちながら営業を続ける為には、オープン最初の料金設定がかなり大切になってきますが、これはまた別の機会にお伝えさせて頂きますね。



まとめ


時間を守ることは、社会人として最低限守るべきもので、いくら前回の会話を覚えてもらっていても、お客様をどう大切にしているか?は、なかなか伝わりません。

お客様に、あなたのことを覚えていますよ。

というアピールではなく

この美容師さんに大切にしてもらえてるな…を、感じて頂く為に

時間は必ず守りましょう。

1人で独立する美容師さんを全力をサポート致します! 共に楽しく働ける環境と業界を創り上げていきましょう!