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私を困惑させる美術鑑賞文あるある

学年末である。
この時期、鑑賞文を採点しているといくつかのあるあるに出くわす。

あるある1
ただただ支離滅裂

文法的にもだが、たまにしっかり書いてんな〜と思って中身を読むと、
「AがBという作品を描き、BをCが模写した。」が
「DがBを描き、AがBを模写した。」、なんて日常茶飯事なのである。
聞いたことを理解する力というのか、読解力というのかなんというのか・・国語力って大事だ・・

あるある2
作品から触発された自分語りが始まる
美術ではこうした態度をよし、とする向きもある。なんつーのか、ここからイメージが触発され、自分の表現につながる、とかいって・・

ただ、それは各自で勝手にやってもらうとして、レポートとして、これ評価できるのかなあ・・・
たとえば 国語で作品の鑑賞したり、感想書かした時に、ですよ。

芥川龍之介の蜘蛛の糸の感想文読んだ時に、いきなり運動会で棒登るやつの思い出語り出すやつを、大いに評価、する❓作文力のアップに繋がった、とか言って・・


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