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[備忘録]交通事故10日目(2009.3.18当時の記録)

地域の弁護士と警察へ

父の損保代理店によれば、加害者側が車は自分達の車両保険で直した。そちらのことなど知らない。自賠責の請求でもすればいいじゃないか。といった姿勢でいるから早く弁護士をと言われ、

地域の弁護士と父の兄に依頼し、母も同行してもらって所轄警察へ。
私ひとりでは、取り付く島もなく、門前払いばかりため、限界質量と言ったら大げさだが、賛同者を増やして真実を知りたかったのである。

しかし、交通事故専門でもなければ、あまり評判のよくない弁護士。私の学生時代は当時はPTA会長だったため少しは力になってくれるかと思ったが、全く効果はなかった。
この1回のみで10万持ってかれ、その後は全く相手にもしてもらえなかった。私の弁護士不審のはじまりはここからかもしれない。

警察はというと、こちらも相変わらず、目撃証言はとれていると一点張り。これは、加害者に都合のよい目撃証言という意味だったのだと今にして思う。私が加害者の虚偽を覆すためにmixiで呼びかけ名乗り出て下さった方の調書は一切とる気配がない。

当然である。そんな証言が出てきたら、困るのは初動捜査の警察官だからだ。起訴できないからなと私に圧力をかけてきたからだ。そしてこの警察官は数ヶ月で飛ばされていなくなっていた。トカゲの尻尾切りだ。
そして後任の課長は、もうA田はいないかと言うのである。

憶測でしかないが、私がこの初動警察官が事故の説明時に書いた図を刑事告訴の際、資料として提出しようとした。それをチェックした所轄警察署長には外すように圧力をかけられている。

何で、外しちゃったの。数年後、事故の詳細を聞いて下さった、読売新聞の記者に言われた。(彼はプライベートで東京から名古屋まできてくれて加害者の自宅も、加害者に我が家の情報を流した地元の人間にも取材でたずねてくれた。加害者は不在。加害者の協力者はシャワーを浴びているから出られないという理由で話は聞けなかったが…)

当時の私は、何もかもが怖かった。警察なんてごつくて身体が大きくて威圧的で、体格差だけでも怖いのに、そういった人間に圧力をガンガンかけられたら恐怖で思考が停止してしまう。怒鳴られ泣かされたこともある。

こうした体験から、なんとか刑事告訴を通すため、警察署長が削除するようにと言われた告訴状内の文言もA田がかいた手書きの現場見取り図もみんな削除してしまった。事故から9ヶ月後のことだ。私は被害者に対する理不尽な恫喝や圧力をなのども経験し、警察に対する恐怖にも屈してしまったのである。