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友達じゃなく、つながりを。

8月も今日で終わる。
休職して約4ヶ月経つ。
休んだ気にもなれずやれることを淡々とこなす毎日。集まる場所で話したいと思う人達はなく、むしろこの場にいることにイライラする。目的があって通ってるから仕方ないが誰かと気兼ねなく話がしたい気持ちが積み重なってた。
こういう時に『友達』がいたら良いのかと思うが、僕には友達という存在がいない。
いたとしても今の自分の状況を話す気にもなれないし相手にも気を遣わすのも嫌だ。

正直、『友達』という言葉が嫌いだ。学生の頃から親から学校に友達はいるの?と聞かれる度にプレッシャーだった。内心『そんなに友達いないといけないの?』と反論したくなったけど言えなくて期待に応えクラスの人達の輪の中に入って明るい自分を演じてたけど『自分は何してるの?』という気持ちばかりで虚しさばかりが募った。

先日ネットで見つけた『カフェ会』というイベントに参加してみた。あるテーマについて男女数人が集まってカフェでおしゃべりしましょうといものだった。
集まったメンバーは自分と年齢が近い人達だった。自分の素性は細かく言わなかったが、他の人達は会社に属さず個人で仕事をしてる人達ばかりだった。中には大学に通いながら仕事をしてる人もいた。
テレビやネットでは見たことあるが実際にそういう働き方をしてる人に合うのが初めてで少し緊張した

自分が聞いてみたかったことを思い切って聞いてみた。『今の仕事をやってるのは学生の頃から目標にしててある程度のビジョンを持ちながら過ごしてたんですか?』
すると全員、学生の頃から目指してた訳じゃなく知り合いの手伝いや紹介から段々と今の仕事をするようになったらしい。
それを聞いた時は驚いた。
個人事業主は学生の頃から他人の助けを借りず何でも1人で出来てるイメージがあったからそういう『人とのつながり』が大事なんだと思った。
何でもかんでも1人で背負い込んでた自分の肩の荷が下りたというか1人で背負い込まなくても良かったんだという後悔と自分の考えが馬鹿らしく思えた。

『友達』という言葉に縛られて他人との関わり方が分からなくてキツイ思いをしてきたが今回のカフェ会に参加してこのぐらいの距離感で話せる人達がいればいいという事を見つけられただけでも良かった
会が終わった後何故か全員と連絡先(インスタの)を交換した。また会うか分からないけど、つながりの糸ぐらいは途切れないでも良いかと。



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