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シャニマス5th参加録(2/3):Normal End~やっぱ現実なんよ~ ※オープン戦&WBC観戦記含む

この記事は3部構成の第2部です。他の記事は以下からどうぞ。ただし、記事自体はそれぞれで完結しています。
またWBC観戦記はこの記事のみです。(お題タグから来た人向け)

はじめに

ここでのNormalですが、「日常」の意味です。ライブ前後の日常回にあたるような内容になります。言い方を変えると、ライブの話ほとんどしません。
もうちょっと言うと、現実回です。

ホテルの話

突然ですが、私はヤクルトファンです(あとNPBだと楽天も)。青木がMLB行く前、古田が選手兼任監督やってた頃にはなんとなくファンだったと思います(野村スワローズもリアルタイムで見てます)。
普段野球を見る方ならご存じかもしれませんが、ヤクルトスワローズの本拠地、神宮球場の目の前には日本青年館という建物があります。この上階はホテルになっており、スワローズのマスコット・つば九郎が支配人ならぬ「支配鳥」になっていたり、スワローズが優勝間近になると野球中継に映るように張り紙が貼られたり、何かと縁のあるホテルだったりします。ちょうど旅行支援あったし、一応現地徒歩圏内だったので、せっかくならと泊まることにしました。

こちらですが2017年築(※建物3代目)で部屋が綺麗なだけでなく

  • 大浴場がある

  • 3点(バス・トイレ・洗面)分割・トイレ別のお部屋が選べる(今回はトイレ別の部屋でした)

  • 部屋によっては窓から神宮球場が見える

と言う感じで大変快適な滞在でした。価格はシティホテルクラスだと思いますが気になる向きは是非(ちなみに将棋・ラグビーとも縁が深いようです。あと下には音楽ホールありますんでそこの公演ついででも)。

野球の話

部屋取った時点ではスケジュールが確定していなかったのですが、当日が近づいたところで改めて確認すると18,19と神宮でオープン戦を開催していたので、19日のチケットを入手しました。うっかり(シャニDay2の)現地が取れてもデーゲームだから開演に間に合うように抜ければ良いや、くらいの感覚で。

土曜シャニ現地、日曜スワローズ現地勢です

朝にシャニの物販を訪問したあと神宮へ。
試合ですがスワローズ側は村上・山田・中村悠平が日本代表で不在、青木とオスナの3番4番。一方対戦相手の阪神は中野拓夢が代表に行っていますが大山・佐藤輝明がそのまま出場。新外国人のノイジーも気になるところ。スタメン表だけ見ると少し不安もある中先発のルーキー吉村選手がランナーを許すものの5回無失点の好投。打ってはオスナのホームランなどで3-0とスワローズが勝利を収めました。
自分の席の2つくらい隣にヤクルトファンと阪神ファンのカップル?夫婦?友人?と思われる2人組がいて、ひいきの選手の活躍予告をしたり上手くいかないと「これはサービスだからw」みたいに言い合ってる姿が微笑ましかったです。
前日の試合が雨で中止になった結果、振替でやってきた出陣式とトークショーも見ることができ、満足してホテルに戻ったのでした。

と、ここまでが盛大な前フリです。

WBCの話

帰宅後、21日22日とWBCの準決勝・決勝がありました。私は両日ともリアルタイムでTV観戦しておりました。

準決勝は同点の8回から見始めましたが、メキシコに勝ち越しを許し、1点なら・・・と言うところで代わった湯浅も打たれ、2点リードを許してチェンジ。8回裏代打の山川が犠牲フライを放ち1点差、2アウト2塁でヌートバー。「1アウトで見たかった・・・」と思いながら見ていましたが結果はフォアボールからの続く近藤が三振。同点にはならなかったものの9回裏が大谷からの打順になります。9回表がゼロなら分からないぞ、と言うところで注文通りの大勢零封。逆転の期待を持たせて9回裏に入ります。
9回裏、先頭大谷が2ベースで出塁。ヘルメットを脱いでの激走、塁上でのベンチへの激励。こういう所でチームを盛り立てるキャプテンシーすごすぎません?
続く吉田がフォアボールでノーアウト1,2塁。お膳立てが完璧に整ったところでここまで打撃不振の村上に打席が回ります。
このときの自分、不思議と「まあそろそろ打つやろ、村上やし」って気持ちになってました。何せ去年はシーズン最終日に56号打った男ですし。

結果、フェンス直撃サヨナラ2点タイムリー。

いざその現実が眼前に広がると感動するもので、思わず万歳してました。

やっぱ現実なんよ!

そんな日本中に感動を呼んだ劇的なゲームでしたがこれはまだ準決勝、世界一を取るには次のアメリカ戦を勝たねばなりません。
つまり、

同じ台詞がほぼ真逆の意味でしかも中2日で使えるとか思わんのよ!

その決勝はほぼ最初から見ていました。戦前の見立てとしては、準決勝でここまで劇的なことやったら「村上が今度こそホームラン打って優勝」か「前戦がウソのようにボロ負けする」かの2択かな、と思っていましたが、結果は皆さんご存じの通り。村上が2回に同点HR(「早いなおい!」と思ったのは内緒)、これを含め両軍2本ずつのホームランが飛び出すも2回につないで取った1点が決め手となり日本の勝利、見事世界一となりました。というか最終回最終打席が大谷VSトラウトは出来すぎです

野球漫画と将棋漫画の作者の皆さんは受難が続きますが頑張ってください

シャニマス5thの話

とまぁ、情報量の多すぎる1週間だったわけですが探してみるとシャニマス5thとWBC、なんか共通点多くね?と思って並べてみるとこじつけ的なものも含めてこれだけありました。

あーた優勝しとらんやん。

そろそろ忘れてるかもしれませんがこれはシャニマス5thの参加録です。
と言うわけでライブに話を戻しましょう。今回のライブはDay2で283プロの終わり、アイドルとしての活動の終わりが取り扱われました。このテーマ、フィクション、特に(現在の)アイマスシリーズが取り扱うには非常にデリケートで難しいトピックだと思うのです。第1部で書いてますがこれがコンテンツ自体のラストライブでないことは自明、かつキャラクターがアイドルをやめてしまったらもはやアイドルマスターの(主要)キャラではなくなってしまう、と言うところから逆説的に彼等彼女等がアイドルをやめることはない、ということが透けてしまい、ともすればしらけかねないわけです。
一方でDay1で"終わり"を見せてDay2でシャニマスが続くことを見せてカタルシスを狙った演出である、とする意見もいくらか見ました。が、皮肉なことにそのカタルシスはわずか3日の後に少しだけ似た、漫画よりもよく出来た現実に飛び越えられてしまったのでした。
もちろん、村上がダブルプレーに倒れて日本が3大会連続の準決勝敗退に終わったかもしれませんし、アメリカが打棒を見せつけて連覇した可能性だってあります(そして何より現実に優勝を逃したアメリカやメキシコやその他多数のチームのファンが現実にいます)。そしてこれら様々な可能性は決して同時には起こりえないのです。しかしだからこそ、創作のカタルシスは上手くいった現実に及ぶことはないのだろう、と思います。
この件も含めて今回のシャニマス5thがこのテーマを上手く扱えてたかというとそうでもないかな、と言うのが私の印象です。

この結論を書くためだけにシャニマス5thの参加記にWBCの観戦記をねじ込みました。まじかよ。

おまけ

最後にこの手の(あえてぼかす)フィクションで、個人的に心を動かされたものを2つ挙げておきます。

まず1つ目、「2期がある」という記憶を消した状態でDOG DAYSの1期を見てください。最終話まーじでやられました。

2つ目はノーゲーム・ノーライフ ゼロです。初見ガチ泣きしました


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