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イベント処理能力の限界値と疲労の限界値

こんにちわ、きゃわです。

出社日にしか書かない事が定番となりつつある今、書くネタは日々溜まっていくはずなのに、そのスピードを凌駕する勢いで忘れていく。
自分の脳の容量は増やせない。
体積は容易に増えるのに…。


今年のお盆休みは自粛により引きこもっていた方も多いと思います。
私も基本的には引きこもっていました。
おかげさまで来月の電気代が本気で怖いです。

ですがそんな中1日だけ出掛けておりまして。
以前noteに書いた『使途』こと後輩が、どうしても買い物に付き合って欲しいとの事でしたので、偽善的に優しい先輩はその用事に付き合ってあげることにしました。


前日ソウルメイトと呼ぶ友人との超ウルトラ長電話がたたり、わずか1時間の仮眠で向かったのは越谷レイクタウン。
言わずと知れた超大型すぎるショッピングモールです。

この日私は何を着て行くかとても悩んでおりました。
スキニーにビルケンシュトックが歩きやすくて楽。
絶対死ぬほど歩く羽目になるし、ショッピングバッグが付かない可能性を鑑みると大きなトートも持参したいところ。
しかし試着を考えるとスカートの方がいい。
汗で貼り付くスキニーを何度も脱ぎ着するのは煩わしい。
でもパンプスだと足が死ぬかな…ハンドバッグを別で持つことになるし…。

様々な事を考え、長電話の友人にも相談しながら結局スカートに決め、ちょっとキレイ目な恰好のお姉さんぶって行きました。
ハンドバックとは別に大きいトートも念のため持参。

私より3分前の電車で着いてた後輩。
改札前で秒で見つけられる後輩。
まずはランチにしましょう!
と提案され、買い物前の英気を養います。

会計を済ませ、いざ!と思った矢先、後輩が私の髪を褒めてくれました。
厚かましい話ですが、私のほぼ唯一褒められる部分ですので、褒められるのは慣れています。
「何を今更…?」と思っていたのですが、どうも後輩はパーマを掛けたとの事。
なるほど!褒めて欲しかったのか!とようやく気付きました。

しかしながらパーマを掛けた割にはなかなか杜撰な管理状況。
恐らくダメージの問題で、カラーと同時に出来なかった後輩の髪は、退色と地毛と若白髪が混ざった状態。
起きて乾いた髪にフォームを付けたままの髪は、きれいなカールが出ていませんでした。
ハーフアップの髪を止めるのはワニクリップ。

知ってた。
知ってたよ、君のキャラクターは知ってた。
しかしながら今日の格好は頭のてっぺんからつま先に至るまでちょっと手を抜き過ぎじゃないか!?

私もオシャレ★さんではありません。
特別センスがいいわけでもありません。
たださ、君が服が欲しいから買い物に付き合ってくれと言ってきたんだろう…。

余談ですが、後輩はここ数年で急激に太りました。
昔は私より下のサイズを着ていたのに、今はお店によってはXLですら入らなくなりました。
それはいい。別に太ってることは悪い事じゃない。
太くても細くても素敵に着こなしてる方は多い。その上で何故私が落胆したかって、
後輩がブラトップを着用していることに気付いたからです。

男性にはピンと来ないかもしれませんが、下着によっておっぱいは大きく変わります。
大きさも位置も、何なら硬さも変わります。
だからこそ服を購入・試着するうえでおっぱいの状態はとても重要なのです。

後輩よ…今日試着する気ある??

太って質量が増したおっぱいはとても重そうです。
実際とても重いです。
だるんとそこに居るその感じは、どう見てもワイヤーに支えられてる状態じゃない。
何だろう…何か腹立ってくる…。

とても嫌な聞こえ方になりますが、とりあえず頭のてっぺんから順に説教を始めます。
一応言い訳しますが、後輩はその説教を的確な指摘と捉えていて、自分のチョイスの何がおかしいのかを言語化してもらう事を望んで私と買い物に来ています。

・髪の状態が整っていないままパーマ掛けても映えない。まずは環境を整えろ。
・ワニクリップはオシャレアイテムとして使うのは印象的に難しい。
せめてバナナクリップとか他のアイテムを覚えてくれ。
・せめて下着はちゃんとつけろ。
トップスの印象が変わるでしょうが!!
・ふわっとしたシルエットはトップスかボトムスかどっちかにすべし。
両方ふわふわするとボケる。
・この季節にブーツなんて履くな暑苦しい!
ショートブーツならいいとかそういう問題じゃない。

ざっくりこんな感じで並べ、ここから目に付いたお店に入っては選び、試着出来そうなものは試着。
後輩が適当に「これかわいい~」と手に取るものに賛同する一方で『手持ちの服のどれと合わせるか考えてる?』など、ちょいちょい指摘を挟みながら買い物しました。

基本今回選ぶ基準は後輩が会社に着て行ける服
だったのでこれなら使い勝手がよさそう、とか後輩のシルエットに合わせて選んでいきます。
ある程度を超えて太ると、着れるか着れないかで選ぶようになります。
それは似合う似合わないではなく、入るか入らないかというある種シンプルな基準になりがちです!!
だって私もそうだったから…。
そうすると似合わない・使い勝手の悪い服が増えがちなので、なるべくその辺を鑑みつつ選んでいくようにしました。

臆さず大きいサイズのお店にも行き、普段後輩が選ばなそうなアイテムも何点かチョイス。
大きな収穫はベルトでしょうか。
後輩は既に通常のレディースのベルトは回らない状況なので。判る…つらみ…。


途中休憩を挟んだり、コスメや雑貨を見たりしながらあっという間に閉店!
アウトレットまで行けなかった…。
後輩は数万円使ったと思います。
私は990円のGUのワンピース、ユニクロのパンプス、h&mで1799円のパンツ、1200円のタンブラーだけでした。
ありがとう、私の代わりに経済を回してくれて。

私は購入品をトートに入れて収まりましたが、後輩は大きな紙袋を2つ抱える羽目に。
真っ赤になった手のひらと、お互いパンプスで限界の足を引きずり、駅前の居酒屋に滑り込んでご飯。

私の終電まで1時間ちょいあったので、多少巻き目に飲みつつご飯を済ませました。

仮眠しかしてないのにフルに遊びつくした一日。
そりゃ色々限界です。
後輩とは真逆の方面になるので改札で別れ、大人しく電車を待ちます。
数駅移動後、乗り換え。
そこからはもう時間的に各駅でしか帰れない為、行きより30分程度時間を掛けて帰るしかありません。

twitter見ながら時間と駅を確認します。
お、いよいよ乗換駅だ。降りなくちゃ。
行きでも同じ駅で乗り換えてますので、それを逆にたどるだけです。
何食わぬ顔で階段を上り、ホームを移動しようとしたところで気づきました。

電車が1種類しかない…。
乗り換えるホームも電車もない。

慌てて元のホームに降り、駅名を確認します。
するとそこに掛かれていたのは東の文字。
私が乗り換えるべき駅は南。
そう、駅をひとつ間違えたのです。

その瞬間サーッと血の気が引くのを感じました。
やばい、やらかした。
だってあれは終電!
もうここで待っても電車は来ない。
このまま私は見ず知らずの遠い駅で夜を明かすのか…??
見るからに駅前なにもない…でもこんな所の近くに知り合いは居ない!!

もう一度携帯の乗り換え検索を確認します。
幸い、次の駅で乗り換える電車の接続に20分程度余裕がある!!

改札を閉めようとする駅員さんの横を抜け、目の前のタクシーに飛び込みます。
「すいません、隣駅まで15分程度で行けますか!?
終電の乗り換えを間違えてしまい、24:10の電車にどうしても乗りたいんです!!」

タクシーの運転手さんは「行けると思います」とほほ笑んでくれ、私はドキドキしながら荷物を抱えます。
周囲は街灯もまばらな暗い住宅街。
ガチで泣きそうです。
運転手さん曰く、ここの路線は一駅区間が長いんだよと。

何故そんな不安を煽る!?
と、いよいよ泣きそうな気持ちですが、今日は信号のタイミングがいいからすんなり行けそうですよとのこと。
ほんまかいな!!信じてええんか!!?
確かに信号に引っかかることはほぼ無いまま、泣きそうなバカを乗せたタクシーは滑るように進んで行きます。
個タク…流石乗り心地はいいぜ…。

如何せん知らない土地。
あとどのくらいで駅に着くのか、今がどの辺の位置に居るのかが検討もつきません。
運転手さんに電車の時間を確認され、
え!?まさかダメなの!!!?
と思った直後、「余裕でしたね」と言われ隣駅に到着。
「余計な出費になっちゃったね」と何故か煽られましたが、そんなことはどうでもいい!!
知らない土地で1人で過ごすことになるより、今は帰りたい。
足も肩も痛い。
同じ額でも漫喫やカラオケに使うくらいなら、帰れるだけ全然いいよ!!

言うて2500円で済んでるし!!

よもやの角度から経済に微々たる貢献をし、緊張と興奮からかちっとも寝れないまま地元の駅に帰りました。
途中ストロングゼロの缶を飲みながら入ってきたモヒカン・ピアスの方々を見たときは本当に世紀末だと思った。
割と普通に怖かったけど、何事もなく数駅で降りて行かれた。ヒャッハー。


帰宅後、久々に履いたパンプスから色が出てしまい染まってしまった靴下(パンプス用の小さいやつ)を漂白し、手洗い。
化粧を落とし、歯磨きもし、もう寝れる筈なのにちっとも寝れず、結局寝たのは朝でした。


確かに1日しか出掛ける予定は作ってない。
浮かれて感染や拡大に貢献するわけにはいかない。
不倫バカみたいなことはしたくない。
だからって色々盛り込み過ぎじゃない!!?

岸田さんほどネタに溢れた日常は起きないけれど、この日は本当に色々あった。
買い物の途中で絡まれたコーラしか飲まないお兄さん(本人談)とか、後輩のウエストに絶句した店員さんとか、タピオカミルクティーじゃないのが飲みたくて頼んだピーチティーにタピオカが入ってて泣きそうになった事とか、盛沢山過ぎた。

スタートから詳細に語ったら稲川淳二恐怖の現場CDくらいの長さに出来ると思う。
その事実の方が個人的には怖いけれど。


後輩曰く、季節商品が出るタイミングで買い物に行きたいらしいので、次に奴の買い物に付き合うのはきっと秋が深まってきた頃。
冬ものを選ぶときになる筈。
あ、その前に奴が引っ越すかもだから、そしたら手伝いかお祝いかには行くかな?

どうか次はもう少し穏やかに終わりますように。
書くネタがあるのはいい事だけど、私は上手に文章を書けないから、一度に色々されても面白おかしく起承転結を繋げられない。








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