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PENTAX SP, SPF, SPii

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PENTAX SP, SPF, SPiiの分解や不具合対処など
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#カメラ転売

Pentax SPの分解

Pentax SPの分解

ペンタックスSPは、素晴らしくスタンダードな機能もった機械式の一眼レフカメラです。
いまだにユーザーが多く、しっかりと整備したものは売れ行きも良くカメラ転売にもおススメできます。
不具合が多く出る機種でもあります。
・シャッターロック
・低速シャッターエラー
・プリズム腐食
・露出計不良
しかし大抵の不良は改善できるので、カメラ分解を始める人であれば、一番最初に触ってほしい一台です。
参照: ペン

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Pentax SPFの分解

Pentax SPFの分解

ペンタックスSPFのメンテナンス方法です。
ほとんどペンタックスSPと同じですが、露出計の動作や巻き戻しクランク部分がSPとは異なります。
参照: Pentax SPF, KMの代替プリズム

露出計の確認露出計を動かすには、まず電池を入れてください。
底板の電池蓋を外して、LR625を入れます。

ペンタックスSPFは、Super-Multi-Coated TakumarおよびSMC Takum

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ペンタックス SPの巻き戻し軸が落ちたとき

ペンタックス SPの巻き戻し軸が落ちたとき

ペンタックスSP, SPFの分解で巻き戻しクランクを外した際、軸を落っことしてしまったという嘆きを良く聞きます。
フィルム室を閉めた後だと、蓋さえ開けられなくなり、初心者的には絶望の瞬間かもしれません。
トップカバー外せばいかようにも対処できるのですが、完全に閉めてしまった後だとかなり億劫なので、トップカバー閉じたまま巻き戻し軸を戻す方法は覚えておいて下さい。

単純に落ちた軸を戻そうとしても、中

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ペンタックス SP, SPFの前板分解とタイマー改善

ペンタックス SP, SPFの前板分解とタイマー改善

ペンタックスSPやSPFはタイマーのスタートボタンが錆びついて固まってしまうことがあります。
無理してボタンを押すと、下に引っ込んで戻ってきません。
そうなるとタイマーチャージしたときレバーを離すと同時に勝手にタイマーが戻ってしまいます。
外側からサビを取るだけでは治らないので、改善するにはボディの前板を外す必要があります。
また前板が外せるようになると、ブラックボディとシルバーボディの交換ができ

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Pentax SPF, KMの代替プリズム

Pentax SPF, KMの代替プリズム

ペンタックスSPFやKMは、ペンタックスSPと同じくプリズムがよく腐食しています。
SPは、SVやS2などのすぐに手に入る機種からいくらでもプリズム移植ができますが、SPFはプリズムの形が違うため交換できません。
しかし、めやくちゃ安く簡単に手に入れる機種のプリズムが代替品として利用できます。
参照: Pentax SPFの分解

素材の準備

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