フィルムカメラ修理のアクアカメラ

フィルムカメラやマニュアルレンズのメンテナンス方法を身につけてみませんか? 実益のある…

フィルムカメラ修理のアクアカメラ

フィルムカメラやマニュアルレンズのメンテナンス方法を身につけてみませんか? 実益のある趣味として、また在宅副業を探されている方にもおススメです。 すでにカメラ転売(せどり)をされていて売上が伸び悩んでいる方からのご相談も受け付けております。

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フィルムカメラ、MFレンズのメンテナンスマニュアル

カメラの修理教室にて、お伝えしているフィルムカメラとマニュアルレンズのメンテナンス方法をまとめました。 有料記事以外では、実際に使用している薬剤の名称は伏せております。 カメラの修理教室 カメラ修理のお問い合わせ 中古カメラの販売方法 出品と仕入 中古カメラ輸出(eBay販売) メンテナンス基礎編やっちゃいけない基礎の基礎 マニュアルレンズの検品 オートフォーカスレンズの検品 レンズ光学系コンディション レンズ清掃 分解とカビ取り 絞り羽根の清掃 ヘリコイドへのグリスアッ

    • Mamiya Sekor C 45mm F/2.8の分解

      マミヤ645シリーズ用のレンズ。 同じく45mmだと、SEKOR C 45mm F2.8 N、SEKOR C 45mm F2.8 Sがあります。 後玉分解カニ目を頼りにレンズを回せば外れます。 絞り羽根が粘っていること多い模様。 前玉分解結論先に言いますと、ちょっとやそっとじゃ中玉は分解できないようです。 いつもの手順通り銘板を回して外してます。 レンズ周りにネジがあるので、外してフィルター枠を外します。 ブカブカ動くけど外れません。 マウント外してみたけどレンズ

      • ペンタックスタクマー 絞り込みピンの動作改善

        ペンタックスタクマーのマウント側には、絞り込み用のピンが飛び出ています。 正常ならば、押せば戻ってくるんですが、ぞんざいな保管をしてるとピンが曲がってしまい途中で固まります。 分解中に曲げてしまう方もいて、「仕上げった♪」と安堵した矢先、ピンが動ないことに気づくとかなり悲しいです。 とはいえ、ミラーレスカメラなどで使う分には、このピンは動こうが、動かなろうが関係ありません。 なので、動かなくても十分に需要はあるかと思います。 しかし、それでも元の動きに戻したいというのが人の

        ¥500
        • Pentax Super Takumar 50mm F/1.4 8枚玉の分解

          Super Takumar 50mm F/1.4は、初期はレンズが8枚、後期は7枚構成です。 eBay価格では、後期型の50mm F/1.4はいって$100ですが、初期の”Super Takumar 50mm F/1.4 8 Elements”で調べると$300ちかくまで跳ね上がります。 参照: ペンタックスレンズの仕入 タクマー編 参考までに、まずはいわゆる普通の7枚玉の写真。 そして、下は2個とも8枚玉。 右は書体が丸っこくて、なんとなく古そうってピーンときそう。 左

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        • フィルムカメラのeBay輸出
          14本
        • NIKON F, F2, F3
          9本
        • OLYMPUS PEN シリーズ
          11本
        • PENTAX SP, SPF, SPii
          9本
        • CANON Aシリーズ
          6本
        • NIKON Sマウント
          4本

        記事

          Konica Hexanon 35mm F/2 L39の分解

          1996年に、1,000本限定で発売されたレンズ。 その希少性もあり、eBay価格は$1,300くらい。*2024年調べ 後玉分解一見とっかかりがなさそうに見えますが、ゴムオープナーでレンズを直接回せば良いです。 一発で絞り羽根まで到達します。 前玉分解銘板を回すとユニットで外れます。 めでたし、めでたしと行きたいところですが、前玉は更に分解できます。 で、これがかなり大変です。

          ¥500

          Konica Hexanon 35mm F/2 L39の分解

          ¥500

          Meyer Optik Görlitz Orestegon 29mm F/2.8の分解

          メイヤーオプティックゴルリッツ製。 Orestegonは、オレステゴンと読めば良さそうですが、詳細は不明です。 この個体のせいなのか、もともとの仕様か分かりませんが、私感ではピントの山が分かりづらかったです。 前玉分解銘板回して外します。 前玉のレンズだけでも取れますし フィルター枠外して、レンズ丸ごと分離することも可能。 前玉はユニットで外れてくれるので、絞り羽根まですぐに到達します。 レンズ枚数は意外に多い。 後玉分解ゴムオープナー等で、レンズを回していきま

          Meyer Optik Görlitz Orestegon 29mm F/2.8の分解

          Konishiroku Hexanon 50mm F/1.9 L39の分解

          コニカの前身、小西六時代のレンズ。 コニカ自体は、Lマウント用のカメラは作っておらず、Chiyotaxというコピーライカ用に作られたとのこと。 こんなに同じでいいの?と心配になるくらい他のL39レンズと造りは同じです。 参照: キャノンライカLマウントレンズの分解 マウント側のリングを外すとします。 内と外で分離できます。 後玉の側面をねじると外せます。 レンズの塗装がペリペリとはがれやすいのでご注意。 組み戻し突起を溝に入れましょう。 載せてないですが、銘板を回

          Konishiroku Hexanon 50mm F/1.9 L39の分解

          マミヤシックス オートマットの分解

          セルフコッキング機能を備えたスプリングカメラの最高峰。 レンズ下に拍子木みたいのがあるので、他のMamiya 6との見分けはすぐできます。 基礎知識初期のレンズはオリンパス製で、レンズが劣化していること多し。 最後期のオートマット2型はマミヤ製です。 レンズコンディションが良いことが多く、ファインダーも見やすいので初期型よりさらに人気があります。 トップカバー分解巻上げのダイヤルを左に回して外します。 ネジ2本外します。 フォーカスの目盛りを外していきます。 矢印先の

          マミヤシックス オートマットの分解

          Nikon Ais Nikkor ED 180mm F/2.8の分解

          ずんぐりしたレンズで少々重い。 望遠レンズに良くある造りですが、無限方向にフォーカスを回しきるとオーバインフになります。 EDなんて聞くと頼りなく感じますが、色の輪郭がくっきり撮れる特殊レンズのこと。 レンズ分解

          ¥200

          Nikon Ais Nikkor ED 180mm F/2.8の分解

          ¥200

          Nikon Nikkor-H 50mm F/2の分解

          先代は、”Nippon Kogaku Nikkor-S 5cm F/2”で、これにはマニアが群がるレアレンズがあったりしますが、Nikkor-h 50mm F/2にはそんな浮いた話はなく、いたって普通のレンズです。 レンズ分解銘板をみると一箇所ネジがあります。 イモネジを緩めてから回します。 フィルター枠ごと外せます。 レンズが内と外で分離できます。 後玉の側面をネジって外すと、絞り羽根まで到達します。 組み戻しレンズユニットを戻す時は、絞りリングに連動するピンと

          Nikon Nikkor P.C 10.5cm F/2.5 Sマウントの分解

          ニコンレンジファインダー用のSマウントレンズです。 当時、100mm代だと一番明るかったという事ですが、中に入っているレンズはたったの3枚です。 前玉分解銘板におあつらえ向きに穴が二つ開いてるんで、カニ目レンチを使いたくなりますが、美観のために使わない方が良いでしょう。 フィルター枠の側面を掴んでネジって下さい。 銘板、フィルター枠ごとレンズ前面が外れます。 レンズめちゃくちゃ分厚いです。 古い時代のレンズなので、ホコリだと思って清掃してたら、実は気泡だったなんてこと

          Nikon Nikkor P.C 10.5cm F/2.5 Sマウントの分解

          Nikon Nikkor O.C 35mm F/2の分解

          ニコンの広角レンズの中でも人気のレンズです。 Nikkor O→Nikkor O・C→New Nikkorと進化してきますが、特にO・Cは人気あるなと感じます。ノンAiでも良く売れるレンズです。 対応フードはHN-3です。 35mm F/2だと、New NikkorとAi Nikkorはネームが前面にそれ以外はフィルター枠の側面にネームが入ってます。 余談ですが、New Nikkor 35mm F/2がAi改造されていると、ぱっと見AiなのかAi改なのか分かんないです。(比

          ¥200

          Nikon Nikkor O.C 35mm F/2の分解

          ¥200

          Pentax S3の分解

          ペンタックスS2やSVに比べるとあんまり見ない機種。 古いカメラだけどシャッター速度が1/1000まであるのが強み。 たいていシャッター不良を発症してて、人気が高いわけでもないんで、カメラ販売じゃあんまりやらない機種。 トップカバー分解巻上げレバー中央のマイナスネジ外します。 ペンチでリングを回しましょう。 カウンター下の右側の金属パーツ取ります。 左のパーツはそのままでOK。 3本のネジ外してレバーを上に抜きます。ネジはそこそ固いです。 フィルム室内の二股を固定

          ¥500

          Rollei 35の前板分解

          シャッター不良などでは、前板を取り外して原因箇所を調べる必要も出てきます。 分解は比較的簡単ですが、作業中に各パーツに引っ掛かった針金(ねじりスプリング)が外れやすいです。遊んだ針金がないは常に目を光らせておいて下さい。 前板を外す際は、トップカバーとレンズは外しておきます。 参照: Rollei 35の分解 左右のダイヤルを外していきます。 どちらのダイヤルから外しても構いませんが、シャッターダイヤルから外した方が楽だと思います。 カニ目のあるカバーをペンチ等で回してか

          ¥1,900

          Tamron SP 90mm F/2.5 マクロの分解

          タムキュー伝説のはじまりと言われる”SP 90mm F/2.5 Model 52B” カメラ転売だと、タムロンやシグマといったレンズメーカーのMFレンズは見落とされがちですが、隠れた人気者がいます。これもそんなレンズ。 前玉分解前面のリングをゴムオープナーで回して外します。 弓状の金属板を外します。ケガいてから外してあります。 レンズだけの清掃なら外す必要なかったと思います。 前玉ユニットが上に抜けます。 戻す時は、絞りのピンを組み合わせます。 後玉分解内側のカニ目

          Tamron SP 90mm F/2.5 マクロの分解

          Minolta SR-7の分解

          ミノルタのSRシリーズは、ハズレも多いのでカメラ販売している方は、安い!と安易に飛びつかないようにしましょう。 基礎知識タイマーの発動が独特で、レバー下のボタンを押しても発動しません。 正解は、レンズ方向にボタンを横から押すです。 ミノルタSR-1も同じ方式で、知ってないとタイマー動かないって勘違いする人も多いはず。 トップカバー分解巻上げのカバーをゴム板等で回します。 レバーはリングで締め付けてあります。 ペンチ等で外して下さい。 レバーを上に抜きます。 フィ