見出し画像

これから産む人、被害者(意識)にならないために~

私が、産前教室でバースプランや自分での会陰保護や動き方のことをなぜしているのか?

それは、お産の後、楽しく、前向きに子育てに入っていってもらいたいから。お産になって、思いもかけず、自分がイメージしていたものと違ったことになったり、望まない状態になったり、会陰切開をあれよあれよという間にされていたり…と、などといろいろな声を聴きます。

本来であれば、バースプランも何もいらなくても、望んだようなお産!?

ができるのが理想だけど。。。でも、望むお産って?みんな同じではないよね。そして、その場でのお産にかかわるすべての人。医療者だったり、ドューラだったり、夫だったりするけど、みんなテレパシーか何かで感じ取ってくれることはむずかしい。でも、お産本番中は、産む本人は、言葉に出して言うのももどかしかったり、言うのも面倒になったりで、「わかってよ~みんな」「なんで、私が望んでいることを言ってくれないの!してくれないの~」(と。夫に)思ったり。。。

でも、うまく察することはなかなか容易ではありませんよね。

そんな状況にならないためにもバースプランが大事なのです。

バースプランを作り上げていく過程で、できた後に、自分の望んでいることを伝えておく。そして、状況が変わった時も何を望むのかというのも話し合っておくとよいのです。

そうすると、バースプランの通りのお産にならなくても(バースプランの通りのお産が必ずしも目的ではないです。)、産む本人が、自分で決定してお産をしていくことになるので、被害者(意識)にならないのです。

これは、子育てしていく上で、とても親として大事になってきます。

自分で決める。決定するということはその後の子育てに自信をもたらします。

ところが、もし、これが弱いと「お産の時に~~だった。望んでいないのに、こんなことをされた。」等、不満と嘆きが出て、それによりしばらくその感情がことあるごとに出てきてしまうのです。

そんなわけで、お産の時の被害者にならないで、自分が主体となるお産をしてほしいと思います。

これは、これからお産する人に向けての話です。

++++++++++++++

では、お産ののトラウマや、つらい思い出、悲しみ、憤りはどうするの!?ということについて解決策はあります。

この件は、また別な機会に~。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?