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仮組みページをここに公開!

 絵のリライトがついに完了しました!
 とはいえ、絵本というのは、絵と文のバランスも大事なので、実際組んでみないと、見えてこないところがあります。文と合わせていった場合、どんな感じになるのか。まずはざっくり、レイアウトをみることにしました。 
 
 基本、片面に絵、片面に文、というシンプルなレイアウトなのですが、一部、見開きで魅せるページがあります。一番大事なのはそこのバランスになってくるので、肝になりそうなページを中心に仮組みしてみました。

 
 まず、これが絵本の最初のぺージになります。

1~2ページ目

 そして、前半部分のレイアウト(左側に絵、右側に文)。

11~12ページ目

これが、真ん中の見開きページ。

19~20ページ目

 ここから絵と文のレイアウトが反転し、後半のページでは、こども時代から成長して大人になった私のシーンに転換していくため、文章も漢字を入れ込んで変化を出しています。

33~34ページ目


35~36ページ目

 各ページの文章の量については、長すぎるところは減らしたり、表現を変えたりして調整してあったのですが、うん、バランス的にもいいんじゃないかな、という感じになりました。  

 また、色で魅せるページについては、絵だけ眺めていても、実際、本の形になったらどうなんだろう…と、いまいち確証が持てない部分があったのですが、やっぱり文章と合わせてみると、グッと印象が変わりますね!
 頭の中に抱いていたイメージとしっくり重なって、うわー、やっぱり描き直してもらって良かった!としみじみ思いました。  

 頭の中のイメージを人に伝えるというのは、本当に難しい作業で、絵担当のツジのカナさんには、絵の描けない私なりに「こんな感じの構図で」とか、「こんな感じの色味で…」といった感じで、リライトをお願いしたのですが、そんな曖昧模糊とした私の言葉をここまで汲み取って具現化してくださるとは……さすがです!  

 昨年の秋から動き始めて、ここまでくるのに約1年かかりました。予定よりすこし時間がかかりましたが、やっと絵本の形に仕上げていく段階に入れるところまできました。そして、ついに児童虐待防止推進月間。あとは前進あるのみです!


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