見出し画像

ゲームメイカー32 彼方の不在

ダンジョンから、離脱したのは土龍1人。何も言わない彼に怯えながら、尋ねたのはヤスだけだった。

何かありましたか?怯えたように話しかけてきた。何もない。詳しく話せないと暗に伝える。

不思議そうな顔をしているが、それ以上聞けないことはわかったらしく、ハルクのもとへ行った。

私は自分の心をもてあまし、高貴な姫こと我が妻に甘えたくなった。普段はクールに通している私があまりにも、ぼろぼろで彼女も驚いていた。

話を聞くのが、少し怖い。と言いながらも、全部黙って聴いてくれた。

どのくらい待てば良いのかしら、質問はそれだけ・・・

私にはわからないとだけ伝えた。

ここまで

この記事が参加している募集

オビエルタヌキと申します。 サポートしていただいた ご恩は決して忘れません😊 ノートのクリエーターのサポートに使用します。宜しくお願いします🙇⤵️