見出し画像

「関心領域」という言葉。

映画上映の前に流れる予告。

入場開始のタイミングで入ると、20分くらい見るはめになる。とはいえギリギリに入ると「すみません、すみません」と言いながら自席を目指す必要がある。だから僕は、結果的に入場開始と同時に入るケースが多い。

その間、どうしてもスマホを見てしまう。…暇だからだ(上映前だから許して)!そんな中でグッと引き込まれたのが『関心領域』の予告。

重い題材だから落ち込みそう…だけど、観たいと思えた。つまりこれを書いている今は、上映前だし元ネタの小説も読んでいない。だからこれ以上、映画『関心領域』について語るべき内容がないのだ!

映画の話を期待していた人は回れ右!

以降は酔っ払いの脳内垂れ流し文である。

僕が心を惹かれたのは、映画そのものよりも「関心領域」という言葉なのかもしれない。

人そのものだと思った。

人間は関心のあるものには興味を示すけれど、関心がなければ永遠に無関心である。

…や、当たり前&当たり前of当たり前な話を書いてしまい、少し恥ずかしい。でも、この当たり前を「関心領域」のワード1つで再認識させられたのである。

自身で例えると先日、ある本の一文を見て「仏陀(仏教)」に関心を持った。

X(旧Twitter)で「釈迦/仏陀の考え方がサクッと分かる本があれば読んでみたい。」とポストしたところ、リプライもいただいた。…ありがとうございます!

本を読み、さらに関心を持ち、気付けば書店の仏教エリアへ立ち寄っている自分がいた。「書店にはこんなコーナーがあって、こんなにたくさんの本があるのか!」と。

つまり仏陀や仏教…これまでも言葉として認識していたけど、関心の領域には入っていなかった。

「関心領域」に入ると不思議なもので、仏教に関する本だけでなく、今まで気付かなかった展示会の存在にまで気付ける。

人を誘って見に行ってしまった!

話が変わるが以前、車には1ミリも興味がないのに『ニパ子コペン』という痛車のプラモデルを作った。「世の中の人は車を見て、なぜ車種が分かるの?」レベルで車に興味がないのにだ。

ニパ子がかわゆいから買った

作っている間、不思議と街中を走るコペンが目に入るようになった。すると「おぉ、実物のここはこんな質感なのか」「うわー車体を下から覗いてみたい」となり、作るのがより楽しくなったのだ!

関心領域が広がると、新たな体験に繋がるのかもしれない。

…また、当たり前の事を書いた。堂々と。

そして話もまた変わる。

先日、同級生4人で飲んだ際に、新◯コ◯ナのワク◯ンの話題になった。

接種が始まった頃に「打って腕が痛くて上がらないって何?そんなん今まであった?ホンマに大丈夫?ちょっと怖くない?」と言った事がある。

すると「反ワクwww陰謀論者www」と言われ「あぁ…怖いと思うだけでそうなるのか!」と。

急展開で恐縮!!!!!!

で、飲みの話に戻る。

「今、ワ◯チンで体調不良になった人とか、亡くなった人の遺族が国を提訴してるってニュースなってるな」と。

返ってきたのは「出たwww陰謀論www」という言葉。

流行りの多様性……とは?

で、昨年9月の時点でこんな報道もある。

【健康被害救済制度】新型コロナワクチン 過去45年間全てのワクチン被害認定数累計を超える~厚労省は「申請・認定件数の公表を控えるように」都道府県にメール~

ただし、その人の「関心領域」に入らなければ、事実であっても関心がないのだから知らないし関係もない。

そして、僕自身も新型コ◯ナのワク◯ンが良いものか悪いものかは今でも分からない。

超◯死亡も話題になっているけれど、自分の周りでコ◯ナで亡くなったという話題も、ワクチ◯の後遺症が…という話題も聞かないからだ。

ただし、これは僕の関心領域の狭さからくる問題なのかもしれない。

これらの事実は、被害者や被害者遺族の立場で考えると、受け入れ難い現実なのだろうなと思う。

酒飲みながらの脳内垂れ流しだから、またまた話は変わる。

仮面ライダークウガと仮面ライダー響鬼だ!!!!!

急展開。

両作品の共通点はプロデューサーが髙寺成紀氏である点だ(響鬼は29話まで)。

僕は両作品で語られる人の善意が、心の支えになっている節がある。

人の価値観に影響を与えるレベルの作品を手掛けたプロデューサー!スゴい!ヤバい!とんでもない!という想いがあるのと同時に、髙寺成紀氏の悪意にも触れた?事がある。

もう10年以上も前だが、髙寺成紀氏がアニメオタク嫌い?であるが故に発したSNSでの発言が炎上した事件だ。

人の善意を描く人が、ゴリゴリの悪意を放っている。これは衝撃的だった。言ってみれば、これも「関心領域」なのだ。

髙寺成紀氏にとって、アニオタは関心に値しない存在であった。ただそれだけで、言ってみれば「悪意」という表現も間違っているのかもしれない。

関心がないから思いやれなかっただけなのだ。

そして、その感覚は誰にでもある。誰にでもある善悪の二元論(世の中に善も悪もない!と言い出すと長くなるのでスルーしてほしい)、中でも髙寺成紀氏の場合に着目した下記のブログが本当に面白かった。

題材となっている仮面ライダー響鬼の29話は、2024年5月25日の21時頃?までYouTubeで公開中なので、時間がある人は観てほしい。冒頭のあらすじで、話の流れは分かるから!

7:12~14:25の会話だけでもいい。受け入れ難い現実に直面している人は、前を向けると思う。。。。

……さて、映画『関心領域』の予告からワク◯ンや仮面ライダーの話になるなんて誰が予想しただろうか?そんな事、俺が知るか!である。

今、仮面ライダーストロンガーの話をしました。

映画『関心領域』はまだ観ていない。アウシュビッツ強制収容所の隣に住んでいた主人公?に悪意はあったのか?なかったのではないだろうか?無関心がテーマだし。知らんけど。

……スッキリしたので、もう1本飲みますね。

以上、今朝X(旧Twitter)で『関心領域』のポストを見て、お昼ぐらいまで考えていた事を半分くらいにカットした脳内垂れ流し文でした。
本当は「関心領域」と「悪意」を自身の離婚&親権争いからの「共同親権」の話題にまで深掘りしたかったけど、今は飲んで寝てしまいたいのだ。

1つ前の投稿との差がエグい。

最後まで読んでくれたあなた!もの好きですね!だから大好きです。ありがとうございました。

この記事が参加している募集

#今日の振り返り

25,917件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?