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本の学び

まわりに左右されない
シンプルな考え方
機嫌のデザイン
秋田道夫



目が留まった
その本は
カナリーイエロー
(わたし感覚)

心射止めた
本のタイトルは

“機嫌をデザインする”

すてきな表現


著者は
69歳(当時)
プロダクトデザイナーの
秋田道夫さん

未知の世界に
心惹かれ
即買い



プロローグ
いつも他人と比べてしまう
このままでいいのか
と焦る

いつまでたっても
自信が持てない

仕事や人生に
悩んでしまった時

どう考えればいいのでしょうか


何事につけ
「期待するな」です

世間にも家族にも友人にも

さらには
自分にも

あまり過剰な期待はしないで
読んでいただければ幸いです



初っ端から
器の大きさを
感じる



自分のテンションを
上げ過ぎず
平常を保つ意識を持つ

自分で自分を
コントロールできる範囲を
維持する感覚を
忘れないようにしています
P50


”心配したからといって
不安はなくなりません
まず寝ましょう”


目標にしたい人の
共通言語


“まず寝ましょう”



勉強になった言葉は
たくさんあるけど

「情緒の気圧配置」
大事なことは
安定した情緒で
あり続けるということかな

正直
「常にぶ然とした人」でも
かまわないと思います

いつも不機嫌なら
近づかなければいい
適当にあしらえばいい

「誰にでも不機嫌」は
平等で助かります

本当に困るのは
「お天気屋」の人
昨日はやたら機嫌がよくて
愛想も良かったのに
今日会ったら
「あれっ」
愛想がない

「あらかじめいっておいてよ」

「情緒予想」があれば
傘も持って出ますが

あんなに晴れてたのに
急に嵐が来るなんて

無理して
「晴れ晴れ」している必要
ありません

雲り空で十分です
P60


心当たりあるな

そうだよな
最初から
無理せず
自分のペースで
良いんだよね


それで
受け入れてもらえなければ
それも良しだ



すてき
と感じた言葉

「光よりも速く
星に到達するものは何か」

それは
『想像力』

言葉と想像力には
わたしたち人間に
与えられた尊い力

大切にしたいですね
P153



デザイナーとして
秋田さんが心がけて
おられること

「斬新なデザイン」
「イノベーティブな造形」
を仕掛ける 

ことはではなく


デザインの力で

“ストレス”や“ミス”

を未然に防ぐ

シンプルかつ
過不足なく
”気が利いている”

豊かなデザインとは
そういうものです
P161

かっこいいですね


この
秋田さんの本を
読んでいると

最近読んだ

”silent power”
『静かな人の戦略書』
ジル•チャンさん
を連想した


そんな秋田さんの
仕事のモチベーションは

“小さな力で
世の中を変えていける
手応え”を

しめしめと眺めること
P164


“しめしめ”されている
想像をしてしまった笑



心に響いた言葉は
“何もかもが
完成品
のように
思えるかもしれません

でも
本当は
大抵の製品やサービスは

「途中」であり

「未完成」なのですよ

人がつくったものであれば
どんなものにも

「意図」

が必ずあります

それらがつくられた時には
何らかの「意図」が
働いていることは事実です

その「意図」は

新たに書き換え可能です

そう考えると
世界は永遠に
未完であるとも
いえますね
P166

深いですね
すてきです

おっしゃられている内容も

説明に使われている言葉も


個人的に
何もかもが
すでに完成品
と思っていた
この時代に

人生の先輩であり
活躍されている方から
この言葉が聞けると

まだまだ
世の中は“進化”“変化”できる
可能性に溢れているんだ

ひとりの人間として
とても明るい未来を感じた


秋田さんと
わたしの
人としての役割は
違えど

生活の中での
感性の役割
P172


そんな役割を
おざなりにしない
生き方を
していきたい
と思った


この本の中には

わたしの好きな
すてきな言葉が
たくさんあった


本物には
オーラが出ていて

見る人が見れば
正しく
見極められる

そんな気がしたから

わたしにとっての
心豊かな生き方
とは?

しっかりと
向き合いたい

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