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みすぼらしくて、あわれな鹿

春の季語は、ふんわりポジティブ、
やんわりネガティブ。

『春の鹿』

私が『春の鹿』から想像するのは、ふんわり黄緑の山の中に鹿の佇む穏やかな風景です。

ところが、季語『春の鹿』をいくつかのサイトで見てみると、『みすぼらしい様子の鹿』と読み取れます。

春の鹿は、雄は角が落ち、雌は出産して毛が抜け落ちて、あわれな感じになるそうです。

ほほう。

生活は何も変わらず春の鹿

春の鹿長期休みの明ける日の

イメチェンに失敗した日春の鹿

春の鹿髪切ったけど似合わない

里山の雨に降られて春の鹿

😑💬

先日、ライラック杯に俳句を提出しました。どんな作品であってもライラック杯は、運営クルーの方がとても丁寧にコメントをしてくれます。

春一番君と自転車二人乗り
一人きりどこに行こうか揚雲雀あげひばり

しろくまきりんさんが『二人乗り、もう何十年もしていません』と書き込んでくれました。うんうん、しろくまきりんさんは何十年か前に二人乗りを💖とおもって、気が付きました。

あった。何十年か前に二人乗り。

駅まで送ってくれました。


忘れてました😨


それから、高校生くらいまでは田舎の山の中を一人で散歩していました。低い山の獣道けものみち辿たどったり、山あいを歩いたり。

正確には、山に入るのに一人だと少し不安なので、飼っていた犬を連れていました。「犬の名前レオくんどこ行こうか」と話し掛けていました。


『二人乗り』とか『一人きり』とか、完全に雰囲気だけの創作だなあとおもいながら、応募のnoteをまとめていました。

canvaまで作ってたのになんで気付かなかったのでしょう。

思い出をすっかり忘れて春の鹿


私たち頑張ったよね春の鹿

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