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杏子さんの休職日記01

休職初日の夕方にドライゼロを飲みながらしたためます。

「まとまった期間、休んでいい」という前提をインプットした私は、それだけで鬱が良くなって、今朝はかなり爽やかに、出勤する時より早い時間に起きた。あれだけ苦しんだ重苦しい気分や虚しさはどこにもない。なんでもできる気分になっている。仕事行けたんだろうなっていうコンディション。

どこまでも私は自分の深層心理に振り回される人間であるらしい。

週5で社会人の一生懸命をやり、週末には次の週5のための回復や準備をしていたんだけど、それがまずかったらしい。水を得た魚のごとく、休職を得た杏子はこんなに心が前向きで健やかになった。ということは、今までの生活で「私が好きなようにできる時間や余裕」がなかったから病んでいたのだ。

まじめなんですよね、杏子さんはもうちょっとちゃらんぽらんを取り入れたら楽になるかもねと自分に話しかけるのだけどね。職務を全うするためにプライベートで我慢し過ぎていたことに、こんなんなるまで気付かないで全力でがんばろうとしちゃうのよ。不器用だし手も抜けないしもう見てられないわね。抱きしめたくなっちゃうよね。抱きしめていいよ?

そんなわけでこの休職期間中は、仕事に自分領域を侵食させないメソッドについて本気出して考えてみようと思う。残業が続いたり疲れたりして危機が到来したときに遠慮しない術が欲しい。傾いてる自分の立て直しの方法もたくさん考えたい。仕事も好きだし、職場には推しもいるし、あの場でがんばる私が好き。できる限り長く続けたい、健康的に。そのために、与えられた時間を「休みながら」うまく使おうと思う。

倍にして返すくらいの文章を書くよ!!!!!