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w2解説:理由説明/その1 antipasto

はい、松本です。ウォーミングアップ2/実戦問題1の解説をする前に、
わかるところを大事にする、という話。

わかるところを大事にする

今、松本が5ケタの数字を書いた。
  *****

ところが、犬がいて、はっきり見えるのは最初の2文字だけだとする。

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この時、解答へのアプローチは、
犬で見えないところの数字を何だろうと考えるのではなく、
はっきり見えている最初の二文字で絞る。37は見えるからね。

正解は②。記述で書く場合も、「37***」と書く。

わかるところを大事にする、というのはこういう話。

本文を読んでいて、すべてが明快にわかる。それはとてもいいけれど、なかなか、そんなわけにいかない。わからないところは必ずある。

文章を読むとき、君らは、けっこう、わからないところを必死に読もうとする。そして、簡単にわかるところを無視したりする。

さきほどの数字で行くと、37って見えているのに、犬の後ろにある数字を一所懸命に考えたりする。わからないことを考えるのは大事だよ。でも、わかることをちゃんとわかって、その後に、わからないことへ進む。この場合なら、最初は37だなってわかって、それから始まる。

じゃ、もう一つ。

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この場合、まず、37で②と④。犬に隠れているけど、最後の二文字は先ほどと違って、ちょっと見える。だから、注意して見る。②の21と④18のとどちらが正しいか? 明らかに21だよね。したがって、正解は②。

もちろん、最後の21から絞る手もある。「その方がすぐに②に決まる」と思うかもしれない。でも、はっきりとわかる37から絞った方が安全だよ。

ウォーミングアップ2/実戦問題1は、わかるところを大事にするという問題。

じゃ、次回、ウォーミングアップ2/実戦問題1の解説。松本でした。

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