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現代文と料理は似ている
君、料理できる?
料理なんかできなくてもいいじゃないか、と思うかもしれない。(料理ができることは、生きていく上ですごく大事で、できた方がずっと楽しい、と思うけど、まあ、それはおいておいて)
「現代文が苦手だ」「速く読めない」「問題を解くのに時間がかかる」という受験生に、私は「君、料理できる? カレー作れる? パスタは?」とかきく。
料理も現代文も、やらない(できない)人に限って、「そんなもの、やる気になればいつでもできる、自分はやらないだけ」とばかにしてるところがあるんじゃないかな。
現代文と料理は似てる。クリームパスタも、一度もクリームパスタを作ったことのない人が、クリームパスタを1時間で作るのは難しい。でも材料、作り方を知って、何度か練習すれば30分で作れる。生ハムのクリームパスタでも、スモークサーモンとエリンギのクリームパスタでも、ウニのクリームパスタでも作れる。ウニはちょっと高いけどね。
現代文も、最初は時間がかかるかもしれない。「接続語をおさえて読む」「述語に対応する主語を確認する」「対比関係や同義関係を発見する」「論と例の関係をおさえる」とか言うと、こんな読み方をしたら時間がかかると最初は思うだろうけど、それを自分で何度かやって、反復して、制限時間内に、たとえば、25分以内にやれるように鍛えていく。
もちろん、料理にコツがあるように、現代文の学習にもコツはある。でも、クリームパスタの簡単で美味しい作り方をぼくは教えることができるし、受験現代文の合理的な学習の仕方を私は教えることができる。でも、どちらも、君が、とりあえずは、本気でやってみること、継続して、反復してやってみることが、ベースになる。
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