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ウォーミングアップ2
さて、ウォーミングアップ1で基本的な説明をしたので、実戦問題に入っていきます。センターの過去問を使って説明します。
理由説明 実戦問題1
実戦問題1は、難度の高い理由説明が出た頃のセンターの問題。
2011年度(平成23度)本試験/国語第1問 鷲田清一「身ぶりの消失」 問3です。
問3
傍線部B「空間がそこで行われるだろうことに対して先回りしてしまってはいけない」とあるが、それはなぜか。その説明として最も適当なものを次の①〜⑤のうちから一つを選べ。
選択肢は以下。
① 原っぱのように、〜空間では、〜から。
② 原っぱのように、〜空間では、〜から。
③ 遊園地のように、〜空間では、〜から。
④ 遊園地のように、〜空間では、〜から。
⑤ 遊園地のように、〜空間では、〜から。
(2011年度(平成23度)本試験/国語第1問 鷲田清一「身ぶりの消失」問3)
過去問を見てくださいね。高卒生は去年使ったセンター問題集見てね。高校生は高校にあるから、見てください。著作権の関係で一応引用処理をしてるけど、念のため、選択肢を一部省略のカタチにしました。
解法 理由説明原則
理由説明の原則、覚えているよね?
本文なしで解けるのか? 記述問題は解けない。というか、そもそも、解答にならない。でも、選択肢問題は選択肢が「解答」だから、ポイントでしぼることはできる。ウォーミングアップ1を思い出してね。解答へのアプローチは段階的に進めて行く。
本文アプローチが有効な場合と傍線部アプローチが有効な場合がある。だまされたと思って、「ⅰ 主語・話題の維持」でアプローチしてみよう。この問題のポイントは、傍線部の主語・話題は何かわかるか、だよ。
◎解答へのアプローチ
ⅰ 主語・話題の維持 ☞選択肢をしぼる
しぼれたら、過去問(2011年度(平成23度)本試験/国語第1問 鷲田清一「身ぶりの消失」 問3)の本文を見て、ⅱを確認してみて下さい。
解説は次回。松本でした。
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