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noteフェス2021*事前レポート④

いよいよ今週末開催noteのお祭りnote CREATOR FESTIVAL!noteフェス2021*事前レポート第4弾となりますこの記事では、noteフェスに先立って開催されました、オンラインイベントの内容と感想をお届けしたいと思います!

■イベントレポート講座

10月6日(水)19:00〜20:00にかけて、オンラインのイベント『noteやTwitterの発信力を上げるイベントレポート講座』が開催されました。

前半は、noteディレクター塩畑大輔さんがイベントレポートの書き方のお話を。

Profile▶︎▶︎ディズニーランドスタッフをへて2002年に新卒で日刊スポーツ新聞社に入社。サッカーやゴルフ、野球などの担当記者を務める。2017年にLINE株式会社に移り、ラインニュース編集部に配属。トップページの編成やオリジナルコンテンツの企画などを担当した。2021年7月note株式会社に入社。

後半は、note PR担当の金子智美さんがTwitter発信のポイントを説明して下さっています。

Profile▶︎▶︎2009年LINE株式会社の前身となるネイバーズジャパン入社。企業公式アカウントの中の人を始め、約10年間、ソーシャルメディアの運用やコミュニティ企画・社内のSNSガイドライン作成などを担当。2020年4月にnote株式会社に転籍し、PRチームとしてユーザーコミュニケーション全般を担当。

■イベントレポートの書き方

今回の講座で、私がまず印象的だったのがこのフレーズです。

メモを取らずに見てみませんか?

「後で記事にしよう」と思うと、ついついペンを片手に、話し手の言葉を一生懸命メモしたくなってしまいますよね。しかし、イベントレポートで大切なのは、イベント自体で何を感じたかであると塩畑さんは言います。

もちろん私も、ペンとノートをバッチリ準備した状態でこの講座を視聴したのですが、「まさかの、そこから間違ってたの?!」と出だしから衝撃を受けました。

たとえばnoteでは、1日3万本以上の記事が投稿されています。その中で読者は、どの記事を読むかを決めていく。そのため、誰もが気軽に発信を行えるこの時代においては、「自分の色」や「自分らしさ」といった面で、いかに差別化を図っていくかが大切になります。

そこで重要になってくるポイントは、こちら。

自分も観客になること!

そこで、自分がイベントをどう見たかイベント自体で何を感じたかなど、自分の「体験」を書くことは、オリジナルに繋がっていきます。

読者は、書き手の意図は関係なく、読みたいタイミングで、読みたい記事を読むわけです。その記事のなかで、「振り切った記事で、いかに自分を出していけるか」であったり、自分の感受性を頼りに、何を感じたか」といったことは、自分を知ってもらう手がかりとなり得ます。

これで、なぜメモを取らずに見ることが大切かがお分かり頂けたのではないでしょうか。(メモは、イベントが終わった後すぐにとるのがベストだそうです!)

それを前提とした上で、イベントレポートの書き方や流れのポイントは以下の4つです。

・ハイライトorパンチライン
 ⇒印象に残ったフレーズやコメント
・舞台設定
 ⇒いつ、どこで、誰が、なぜ見ようと思ったか
・解釈
 ⇒なぜ印象に残ったか
・未来
 ⇒今後に期待すること

この順で書いていけば、自然とイベントレポートが出来上がっていくんだそう。(詳しくは、イベント動画でご確認ください!)

この講座を通して私が思ったことは、イベントレポートは結局、『いかに自分ごと化できるか』に尽きるのではないかということです。

イベントの中身を単純に伝えるだけであれば、他の記事と変わらない表面的な記事が出来上がる。でも、自分らしい記事に仕上げたいと思うのならば、雰囲気だけを伝えるのではなくて、具体性を盛り込んでいくことが必要になります。

そのときに、いかに自分の中に落とし込んで、自分の他の考え方や体験と紐付けして表に出せるか。そういうことが大切なのかなと感じました。

noteを書いていても、人から聞いたことや学んだことをそのまま書くのと、自分が実際に経験として書くのとでは、やはりその記事の仕上がりの質や、熱量が変わってくるように思います。

もちろん、書く媒体によっては自分の主観は必要ない場合もあるかもしれません。しかし、『自分ごと化』できた文章というのは、レポート記事でも、エッセイやコラムなどの他の記事でも、最後まで読んでみたい!と思わせる魅力があるような気がしました。

■Twitter発信のポイント

Twitterでの発信は、noteでの発信と決定的に違う大切なポイントがあります。

noteは「何を」、Twitterは「誰が」

Twitterではその性質上、「誰が発信しているのか」ということが重要なポイントとなり、そこを踏まえた上で、noteとTwitterの使い分けをすると良いと金子さんは言います。

Twitterでの発信を始める上で、まず押さえておきたいポイントは以下のとおりです。

・何のためにやるのか
・誰にどう思われたいか
・誰が(どういう人が)発信しているのか

 ⇒あの人はこういう人…!とパッとイメージ

Twitterをする目的には、自分の作品を世に広めたい、仕事に繋げたい、同じ趣味の仲間がほしい、発散のため…などの様々な理由が挙げられると思います。

noteなどとは違いTwitterは、そもそもの情報量が少なくなってしまうため、「どういう人が、どんな発信をするか」が明確になっている方が、フォローする人もフォローをしやすくなります。

そういった、自分のブランディングというのは、Twitterに限らず、他の活動においてもある程度は必要になってくるのかなと思いました。

そんな、noteの記事とは少し違った特徴のあるTwitterですが、イベントレポートなどのリアルタイムの実況をする上で、大切なことがあります。

純粋に楽しみ、集中して聞く!

その中で、自分が共感したことや驚いたこと、内容の要約や自分の感想を発信していく。(発信の詳しいポイントや方法は、動画でご確認ください!)

結局これって、前半部分のイベントレポートの書き方と同じなんですよね!最終的な発信方法に違いはあるものの、まずは自分が楽しむこと!それがイベントレポート、リアルタイム実況にはかかせないものであると学ぶことができました。

講座内で、こちらの記事が紹介されていましたので、気になる方はぜひ併せてご覧ください!

■アフタートーク・勉強会

イベント講座終了後、フェスレポーター限定の勉強会が開催されました。この勉強会では、zoomで塩畑さん、金子さんと繋がり、アフタートークとしてイベントの中で気になった部分などを深掘りして質問することができました。

その中で、フェスレポーターさんから出た質問で凄く勉強になったものを紹介します。

「すごかった」、「楽しかった」などの、薄っぺらい感想記事にならないためには…?

この質問に、塩畑さんが答えてくれました!

何でそう思ったのか?みたいなところを繋げて、細かく書いていくのがオススメ。(もちろん、事実ベースで!)

話が脱線していってしまうこともあるけれど、それがまた面白いところ!想定しているものだけだと物足りなくなるし、脱線を怖がらないことも必要な気がする。

この質問をきっかけに、塩畑さん、そして金子さんのお2人がそんなお話をして下さいました。

とにかく、まずは自分が楽しむこと!!!

noteフェス本番は、その気持ちを忘れずに精一杯楽しみたいと思います!今回も最後までお読みいただきありがとうございました!

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