クリトリック・リス「バンドマンの女」※お下劣注意

お下劣がきらいな人は今回はパスで。だが、すごい傑作。
(この人がなんでパンツ一枚で歌っているのかはWikipediaみましょう)
男と女の立場の違い、すれ違いをこれだけの歌詞でみごとに表現している。
女性は男を支えてくれてる。だけど、男は女性をさけるようになる。これ、気持ちすごいわかるわ。なぜなら、この女性は実は男性の才能を心の中では信じていませんね。必死に自分を奮い立たせてミュージシャンであろうとする男に対して、いつまでこんな事をしてるの? なんてせまっている。女は男がミュージシャンだったから愛したはずなのにね。男も心の中では自分を信じきれていない。ゆれている。しかも女が自分につくしている事もわかっているから女に強く言い返せない。結果、女を避けて毎晩飲みに。当たり前だよ、女の主張を聞き入れて「落ち着いたら」自分はバンドマンじゃなくなっちゃうんだから。今までの人生を否定する事になってしまう。だが、女の方は男が成功する事なんてどうでもいいんですね。好きな男と家庭が持てればそれでいいと思っている。でも、男にとって、自分がバンドマンでなくなる人生なんて絶対、受け入れられないんですね。しかし、この女性にはそれが理解できないんですよね。この場合、この女性は一生男の音楽活動を何もいわずに支えられないのであれば、この男を愛するべきではないと思います。相手をほめ続ける事ができなくて、活動に否定的なことをいってしまうようなら結局いわゆる「さげまん」(失礼)だと思うのですが。男が売れなくて破綻するにしても男の自己責任であって、最後まで支える覚悟がないのであれば放っておくべきだと思いますね。この二人、別れそうですね。

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