3分で読める!EUの抱える問題とその展望とは?!
はじめに
はいどうも!
今回はEU(欧州連合)の抱える問題について、解説していきたいと思います!
難民問題や、ブレグジットなどそれぞれの単語はなんとなくわかるという人でも、「すべての問題を理解しているよー」という方は少ないのではないでしょうか。
そんな方のために、わかりやすくストーリーでEUの抱える問題を解説します!
1.難民問題
~2010年代ヨーロッパ~
EU「アラブの春の混乱とシリア内戦から逃れるために200万人もの難民がきてしもうたー!」
「しかもテロリストも混じってる...」
↓
ヨーロッパ各国「シェンゲン協定で国境の制限なくしたせいでテロリスト捕まえられへん...」
こうした状況でテロが相次いだにより
「やっぱ国境必要じゃね?」「EUイラネ!」というような主張を行うヨーロッパ各国の反EU政党が勢いづくことになった。
これが難民問題である。
2.ブレグジット
2004年
イギリス「2007~2017年までの間にイギリスは115万人の人出不足になるらしい」
「そうだ!移民を無制限に受け入れたらいいんじゃない?!」
その12年後・・・2016年
イギリス「思ったよりも移民がたくさんきてしまった...」
「移民に職を奪われたり、社会福祉が移民のために使われていると思う人が増えた..」
「せや!移民問題を解決するにはEU離脱しかないんじゃね? EUへの予算も他に使えるようになるし!」
↓
2016.11月 国民投票によりイギリスのEU離脱が決定!
EU「テメェ簡単にEU抜けられると思うなよ?」
「予算合意した2014年からの7年間分の金払えオラ!」
イギリス「EU抜けるのにめっちゃ金取られるし、貿易も関税かかるようになるから経済も停滞してまう...どないしよ...」
と、なってしまっている。
これが、ブレグジット(イギリスのEU離脱)であり、2020年現在もEU離脱について、具体的な方針はまとまっていないのが現状である。
これからの展望
難民問題
難民が発生する要因だったシリア内戦が2017年には沈静化したことに加え、難民が入ってくるルートを封鎖したため、難民の数自体は9割減少したが、テロリストの脅威もあり、移民排斥運動はいまだに勢いがあります。
この傾向は止まる気配がなく、まだまだ続くのではないでしょうか?!
ブレグジット
イギリスのEU離脱は、世界に大きなインパクトを与えましたが、EUを抜けることによるデメリット(経済、法律、財政)がブレグジットによって皆に広く知られたこともあり、第二、第三のEU離脱国は当分はあらわれないのではないでしょうか。
しかし、上記2つの問題により欧州議会やヨーロッパ各国では、EUに疑問をもつ政党が力を持ち始めています。
EUの将来は、明るい展望のものではなくなってきているというのは確かな事実でしょう。
あとがき
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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参考文献
『欧州統合史』(2019) 益田実 山本健 編著