「1984」でジョージ・オーウェルが警告した世界🇬🇧Big brother is watching you
2013年にデービッドが世間で起きていることに色々疑問を抱くようになったのは前回の記事でも書いた。
彼にとって一番関心があるのは相変わらず「ケムトレイル」関連🤣
我が家でよく交わされる会話では
「今日は普通のモクモクした雲だね🌥」
とか、
「今日はケムトレイルすごいね。」
とか、(確かにズゴイ😂)
普通の夫婦では会話しないような内容が繰り広げられるようになっていった。
イギリスは色々なことに疑問を持つ人も多い✨
1984年の世界で人々が息苦しい監視社会の中で暮らす様を描き、全体主義に警鐘を鳴らした作家の「ジョージ・オーウェル」🇬🇧
昔、ロンドンの劇場でミュージカル「1984」を見たことがある。
現在、その内容とほぼ同じことが目の前で繰り広げられている不思議😓
「ジョージ・オーウェル」について、上記より抜粋して紹介…
1945年に寓話政治小説「動物農場」を発表し、一躍ベストセラー作家の仲間入りを果たしたジョージ・オーウェル。
同年に妻を亡くし、自らも肺を患っていたことから、46年にロンドンを離れ、幼い息子と共にスコットランドの孤島ジュラ島に移り住む。
1947年に結核と診断されながらも驚異的な忍耐力で執筆を進め、1948年12月に「1984」を書き上げる。
1949年1月にはイングランド南西部グロスタシャ―のサナトリウムに入院。
サナトリウム(sanatorium)は、長期的な療養(結核等)を必要とする人のための療養所。
実は、私たちの所有している森が、昔「サナトリウム」として使われてたと魔法使いの知り合いに教えてもらったことがある🤗
1949年6月「1984」を上梓するも、翌年ロンドンの病院で死去。(当時46歳)
1956年作の英映画「1984」の1シーン🎥
「1984」から生み出された言葉
Big brother[ビッグ・ブラザー]
「ビッグ・ブラザーがあなたを見ている(Big brother is watching you)」というフレーズとともに監視社会の例えとして使われる。
Thought police[思想警察]
常に市民たちを監視し、党やビッグ・ブラザーに反対の思想を持つ政治犯を逮捕する機関。
Room101[101号室]
党に反対する思想を持つ政治犯に対し、精神的拷問と洗脳が行われる部屋のこと。
Newspeak[ニュースピーク]
従来の英語を基に思考の幅を縮小するようにデザインされた言語体系。言葉の選択肢を最小まで減らすことで、複雑な思考を困難にするのを目的とする。
Doublethink[二重思考]
自分の心の中にある対立した考えを同時に信じ込み、対立が生み出す矛盾は完全に忘れられる状態。例えば、2+2は4だが、党や支配者が5といえば5とも考えられる能力。
映画や音楽などのカルチャーに「1984」が与えた影響🇬🇧
「1984」の世界観は、映画・音楽・小説などカルチャー面にも影響を与え、さまざまなジャンルで反ユートピア的な世界が描かれた。
「1984」自体が英国で2度(1956年、1984年)映画化され、音楽ではデービッド・ボウイ🇬🇧が、1974年のアルバム「ダイヤモンドの犬」で同著にオマージュを捧げている。
外部から隔離され監視カメラやマイクの付いた家で男女が3カ月間生活する様子を追うリアリティー番組「ビッグ・ブラザー」が1999年以降、世界各国で放映中。
英国では「ルーム101」のタイトルで、ゲストが自分の嫌いなものについて語るトーク・ショーが1994~2007年、2012~19年に放映された。
日本では、村上春樹氏 が2009年に「1Q84」を発表。(持ってる〜🤣)
オーウェルの「1984」を土台に、近未来ではなく近過去を描いた。
抜粋終わり…
2022年時点で、イギリス国内の監視カメラ(CCTV)の数は7百万台を優に超える。その数は、イギリス人口の11人ごとに一台の割合となる。
また一日の間に、一人当たり最大70回、これらの監視カメラに捉えられていると推測されている。
というわけで、ジョージ・オーウェルは未来に起こることを知ってたのではないかと思えて仕方ない…
彼が生きてたら今の世の中を見てどう思っただろう。
森を素敵にするために使わせていただきますね!