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ロンドン在住のアンティークに詳しい友人直伝のマーケット攻略法🇬🇧(その1)

ただいま日本から妹Yちゃんが渡英中、色々と一緒に行動中✨

今回も1月30日に行ったケンプトン・アンティークマーケットの記事です!


電車のストライキのおかげで出会えたポーランド人バイヤーのニコラス🇵🇱

彼が買っているのは全てシルバー✨

ほとんどのバイヤーが銀にしか興味がないのはアンティークマーケットに早朝から参加したおかげで理解できた。

その時のインスタライブのアーカイブはこちら↓


バイヤーと店主とのやり取りで出てきた言葉の数々…

インスタライブを見ていたアンティークに詳しい友人Hさんが色々教えてくれた。

ラインのメッセージで頂いた内容をほぼそのまま紹介🤣(Hさんは「H」、らんみかは「ら」と表記)


H「私アンティークマーケット、前は大好きで、ケンプトンもそんな朝早くないですけど行ってて!」

H「好きなので言いたいことがたくさんあって!」

H「最初の方、ブラスと言ってたのは真鍮(しんちゅう)です!」

真鍮は、銅と亜鉛を混ぜあわせた合金で、別名「黄銅」や「ブラス」とも呼ばれる。
亜鉛の含有量や熱の加減によって硬度や色味が変化し、含有量が多いと黄金色に、少ないと赤みのある色合いになっていく。
また、加工しやすい金属としても有名で、身近なものでは5円玉の材料にもなっている。

https://minne.comより



「確かに、何度もこのブラスという言葉が出てきて頭の中が?だった🤣」


H「あと、「ジョージ・ジェンセン」は現在もあるデンマークのシルバーの有名なメーカー🇩🇰で、とても人気があるので、ディーラーさんが集まってたのだと…」


「昔、コペンハーゲンに旅したときに、このブランド見かけた!!」

H「あそこにあったのはたぶんほとんど全部、シルバープレート(銀メッキ)だと思うのですが、年代とかメーカー、デザインによって、お値段が全然違います。」

「ほーーー、そういうことか!」

H「だいたいはメッキなんですが、全部シルバー=純銀 (スターリングシルバー) のものもあって、ケースに入ってる小さなカトラリーはその可能性もあります。」


「ケース入りのもの、値段も高かったな〜!」

追加情報

Hさんより…
この後、ケースとはガラスケースのことだったことが判明💦

Yちゃんが買ったワイングラスの下にガラスケースが😂

H「ホールマーク(刻印)制作年場所がわかります。ポットとか大きなもので純銀なんておそろしく高いです!」

H「カラフルなスプーンはエナメル彩(日本語で言ったら七宝)のシルバースプーンで、多分ぜんぶ七宝に細かいヒビがあったような…」


H「あとケースがオリジナルじゃない可能性があって、それだと高く売れないんです。」


H「銅鍋はくっつかないようにティントしてある、塗装してあるって言ってます。」

「Hさんの解説が的確すぎてビックリ〜!」

H「あとカップは難しくて、安いのは多分チャリティーショップとかでも売ってるような比較的新しいものの可能性が…。」


「私が買った上記の写真の noritake の陶器はチャリティーショップでも売ってた!」

H「陶磁器系は、指でなぞってカケを確かめないと、ちょっと欠けてたりするのが多いです。」

「確かにお皿にヒビが入ってた🤣」


H「どんな高いものでも、現金の方が値切れますし、バイヤーはみんな現金で買います。」

「そういえば、カードで買ってるバイヤーいなかったな🤣」

H「あと、月曜の jubilee market(ロンドン)もたまに掘り出し物あります❣️」


1897年、ビクトリア女王即位60周年「ダイヤモンド・ジュビリー」記念として建てられたジュビリーホール🇬🇧

日替わりでストール(屋台)のお店が変わるこのマーケットは、月曜日がアンティーク、火曜日から金曜日までがクラフトや洋服、土日が手作りの小物たち…


H「時間は早すぎると開いてないところも多いですが、早くないと売れちゃうのもあるので微妙…」

H「基本は一般人向けだから9時くらいでもいいかもです。最近はわからないですが…」

というわけで、Hさんの解説で色々な謎が面白いほど解けていく🤣

ただ、私の頭がなかなかついていけなくなってきたので銀についての解説は次回にします😅




森を素敵にするために使わせていただきますね!