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-7つの習慣-

4月からITベンチャーに入社する大学4年のeijiです。
読んだ本から学んだことをアウトプットしたいと思い、書かせていただきました。
完全に自己満足ですので、より詳しい内容が知りたい方は下記からどうぞ🙇‍♂️


■概要

ユタ大学、ハーバード大学経営大学院などで学び、教職を経て、その後世界各国の政府や、企業、リーダーに対して広くコンサルタントとして活躍し、世界で最も影響力のあるビジネスに思想家として、高い評価を受けるスティーブン・R・コヴィー氏によって書かれた書籍「7つの習慣」

たった7つの習慣を意識し改善することで誰からも信頼され、慕われ、愛される人となるばかりでなく、家族や社会とに関係をよりよくし、ひいては生活や仕事を共にする仲間をも向上させていく考えや、行動の仕方の仕方を解説している。


第1の習慣・主体性を発揮する

・自分の弱点を弁護したり、他人のせいにしたりしない
・大きな問題や失敗に直面したとき、「〜だからできない」と考えず、どう   したらできるかを考える
・他人の弱点や欠点を批判しない
・愚痴を言う集団の中に入らない
・常に問題解決に貢献しようとする

他人や、環境を思い通りに変えることはできない。変えられるのはただ一つ、自分自身だけ。主体性を発揮すること、つまり当事者意識を持ち自分と関わる全ての事象に対して責任をもつことで、高いリーダーシップと課題解決力を身につけることができる。また、周囲に依存しないため、自分の人生をコントロールでき、成功へと近づくことができる。

主体的に行動するためには「関心の輪」「影響の輪」の考え方が役立つ。関心の輪とは、自分の関心の輪のこと。影響の輪は関心があるものの中で、自分が直接影響できる範囲のこと。

影響の輪は、主体的に行動すること、つまり、自分で意識して行動を選択し、周囲に働きかけていくことで、影響力が大きくなり、広げることができる。一方、影響の輪外のことは、自分ではどうにもならないことなので、時間とエネルギーを使うことは無駄である。


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第2の習慣・目的を持って始める

・自分の最後にどんな人だったと思われたいか、そう思われるために何をす  べきかを考える。
・自分の生活の中心を、原則に置いてみる
・身近な問題について、望んでいる結果と必要な行動・手順を書き出してみ  る
・ミッション・ステートメントを作る


コヴィーは「すべてにものは2度作られる」と言う。
物は、まず、頭の中でイメージが作られ(知的想像)、その後、実際に形が作られる。(物的想像)
人生にもこの原則は当てはまる。まず、①人生の目的を持ち、どんな人生を送るか、方向性をイメージする。それから②実際に毎日を生きていく。

人生の目的、大事にしたい価値観があれば、迷った時にそれを指針にすることができる。世間に流されず、自分らしい充実した人生を生きるために目的を持つことは大切。

第3の習慣・重要事項を優先する

・生活の中で、緊急性はないが重要な活動を、より多く実行する
・役割と目標をはっきりさせた上で、1週間の計画をたてる
・人に仕事を任せる方法を考える

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多くの人が第1領域の活動に囚われている。この状態に埋もれると非常に忙しくなる。そして、疲れが溜まれば第4領域に逃げることになる。人生を充実させたいのであれば、第2領域に時間を使うことが大切。
第3領域の時間を削るために主体性を持って誠実にノーという。また、人に任せることも大切である。

第4の習慣・Win Win を考える

・信頼関係を導くためにするべき、普段の態度や行いをリストアップする
・Win-Winの関係を作るための障害と、相手の望んでいる結果を明確にする
・相互利益を求める相手を思い浮かべ、どうしたら相手を観察・学習できる  か考えてみる

人間関係を充実させるためには「信頼残高」を増やす必要がある。信頼残高を増やすためには、約束を守ったり、小さな心遣いであったりとコツコツと積み上げていくことが大切であり、リストアップしておくと良い。

片方が優勢な案でなく、両者が納得する第3案を発見する。その際、Win-Winがどうしても難しい場合は”No Deal" 取引をしないという選択肢をとることが理想。互いの価値観や、目標が明らかに違うならば無理に取引をしない。一方が不満な取引は長続きしないし、相互に不信を招いて、互いの信頼残高を減らしてしまうからだ。

Win-Winを実現するためにはシステム作りも大切である。例えば、学校でWin-Winの大切さを教えていたとしても、教師が試験の点数で子供を評価するシステム(環境)があれば、実現は難しいだろう。

第5の習慣・理解してから理解される

・身近な人に、相手の話を真剣に聞く練習をしたいと伝え、1週間後気づい  たことを教えてもらう
・信頼関係がうまく気づけない相手に対し、相手の立場で問題を書き留め   る。実際に相手の立場を理解しながら聞くよう努め、予測と現実を比較す  る
・プレゼンテーションをする時、相手に感情移入した立場から行ってみる

自分を理解してもらうためには普段の態度や、周囲の人への接し方を改める必要がある。言動に一貫性が無かったり、他人から嫌われていたとしたら、どんな素晴らしい意見も共感は得られない。

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人は悩みを相談された時に自分語りを始めて、アドバイスしてしまう人が多い。人の話を自分の経験で解釈したり、評価しようする聞き方をコヴィーは「自叙伝的な聞き方」という。自叙伝的な聞き方をする人は、相手の悩みを結局、自分の視点に置き換え、質問し、解決策を提示しようとする。しかし、そんな自分中心的な助言をされて喜ぶ人は少ない。

第6の習慣・相乗効果を発揮する

・現在進行形の問題で、自分の意見に固執していないか、異なる意見に価値    を見出し、第3案を打ちだせるか考えてみる
・気に触る人をリストアップし、相違点をプラスに考え、相乗効果を生み出  すためにできる行動を考える
・高いチームワークと相乗効果が欲しい状況を想定し、それを行う条件や自   分にできることを書き出す。

共同作業をする時に、お互いの妥協点で作業をしようとすると、どうしても成果が小さく、まとまってしまう。むしろお互いの相違点を活かす発想が必要だ。
自分の考え方や、能力の限界がバレてしまうのが恥ずかしく、相乗効果を十分に発揮できないことがしばしばある。自分と相手は違うと認め、弱点を見せ、相手の長所から学ぶ勇気を持つことがだ大事。

第7の習慣・刃を研ぐ

・自分の健康状態を良好に保つために、継続できる活動をリストアップ     し、計画を立てる
・精神的、知的な活動、改善したい人間関係をリストアップし、今週の目標  に取り入れる
・毎週、4つの側面それぞれを磨く活動を決意・実行し、実績を評価する

人間は自然から授かった4つの側面(肉体、精神、知性、社会・情勢)があり、これらを定期的にバランスよく磨き、向上させることで、今までの6つの習慣の力をより強く発揮し、成功へと近づく。

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