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とある未練

ここ5,6年で大学に入学し、そしてここ1,2年で大学を卒業したわたしには、コロナ禍でできなかったことがたくさんある。 今回は、そのうちのひとつの話をする。 わたしは大学で、とある競技(厳密に競技と呼べるかどうかは怪しいのですが、今回は便宜上、この呼び方で統一します)のサークルに所属していた。 イベントに参加し、イベントで披露することがかなり重要となる種類の競技だった。 詳細は伏せる。 とにかく、所属していた。 コロナ禍以降は出場したかった、例年は出場していたイベントに

    • 失恋、ダルすぎる。

      何てったってそれ以上に言うことがない。 ないのだけど、整理のためにさまざま書いておくことにします。 2年付き合った男に振られた。 理由は割愛する。 何かわたしが悪いのだというようなことをいろいろと言われたけれど、周りに相談した反応を見るに、何やかんや五分五分だと思う(それはモラハラだろ、みたいな意見もあって、しかしそれもわたしの側からの話しか聞いてもらっていないことを考えると、本当に五分五分くらいが妥当な印象)。 失恋の何がダルいって、それ以降も生活が続いていくことだ。

      • 夏、郷愁もどき 

        この4月、就職に際して東京に出てくるまで。 つまり、大学時代の4年間を過ごしたところは「坂の街」と名高く、どれだけ自分が立つ場所の標高を上げても目線と同じ高さに建物がある、不思議な場所だった。 住むにはかなり不便で、友達の家やサークルの練習場所に行くのに、何度息を切らして坂を登ったかわからない。 まあでもそれだから、高いところから見る夜景が、物凄く綺麗な街だった。 昼間はあれほど憎らしく思う坂道を、夜、街灯の明かりが彩るだけで許せる気がする※くらい、 夜景が、綺麗な街だ

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