見出し画像

底知れない不安にもがいていた5年前の自分へ①

30代前半に特に強く抱えていた不安

もうすっかり40代が近づいてきている私あっぷる,I'm still single.です。
りんごの美味しい季節になりましね。
40才もリアルに感じるようになってきた今日この頃,30代前半の底知れない不安にもがいていた日々を折に触れ思い出しています。
今回は,過去の自分,とりわけ30~36才頃までの自分を振り返るとともに,
『頑張ったね。よくやったね。』
と自分で自分を受容し,認めてあげようと思います。

結婚への焦りから,各種花嫁修業で自分を見失う

おそらく多くの独身女性が抱えているであろう悩み…

『一生結婚できなかったらどうしよう。』
『このまま惨めで寂しい思いを抱えたまま,哀しく一人で生き続けるのだろうか。』
『私のどこがいけないんだろう。なぜ私は選ばれないのだろう。』

そんな悩みを,私は,強く強く強く感じていました。
悩みに悩んで友人に悩みを吐露すると,
「あっぷるちゃんでもそんな悩みもっているんだねぇ。一人の生活エンジョイしているから,気にしていないんだと思ってた!」
と当人からすると意外(!)な反応を示されました。

確かに外側から見れば,そう見えて然りだったかもしれません。
仕事は順調,アフターファイブにはテニス,英語,料理,日本舞踊といった習い事で大忙し。更にはフルマラソンを目指して,マラソン教室に通う充実っぷり。夏休みには,一人バックパックを背負ってヨーロッパ旅行に挑戦。
今こうして書いてみても,およそ付け入る隙がありません。

そんな私の唯一といってもいいほど全くうまくいかなかったのが恋愛でした。
付き合うところまではいくのですが,いざその一歩先に話を進めようとすると,途端に男性の口が重くなる。当初熱意のあった思いのベクトルがどんどん弱くなり,ついには後ろ向きになるのを感じる。フラストレーションが加速度的に溜まって相手を罵倒する。より険悪になる。自然消滅。。。
掃いて捨てるほど世の中に溢れかえったうまくいかない哀しいストーリーを積み重ねていました。

もちろん,各種花嫁修業をしたことによって自分が得たものは非常に大きかったです。
断続的に続けていた英会話や海外旅行で一人サバイブするという経験は,その後,アメリカ勤務というチャンスを得るのに大いに役立ちました。
料理の腕が上がって立派な趣味になり,学生の頃のように部活動をしていなくても,日常的に体を動かす習慣も身に付きました。

でも,当時の心境としては,いつも心は平穏からは程遠く
『自分は人と違って足りない…もっと頑張らなければならない…』
そんな無意識の声が頭の中にこだましていました。

35才,結婚相談所に足を踏み入れることを決意

日常生活の延長で出会いを探すことを諦めた35才。婚活を決意。
それはもう決死の覚悟というか。
手始めに,恋愛相談の占い師に鑑定を依頼。男子多めのスポーツサークルの体験練習,気軽な感じでの出会い系パーティに参加。
その後,何事にもやると決めるとのめり込みやすい(というか自分を追い込んでいきやすい)性格ゆえ,これでは生ぬるい,もっと打率を上げたい,と大手も個人も併せていくつかの婚活サービス,結婚相談所の無料相談へ。
最終的には,大手のしっかりした結婚相談所で活動することにしました。
婚活する際には,必ず釣りの写真が必要になるのですが,
『人生かけて写真撮るなら・・・銀座だ!!!』
と,わざわざ日本の一等地にあるフォトスタジオで写真を撮りました。
謎の思考です。

そこからは,婚活に没頭する日々。
週末には一日に一人は会う感じで,場合によっては午前午後ではしご。平日も,スケジュールが合えば紹介された方と会っていました。

(続く。)



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?