嘘ばっかり

私が社会に出てから学んだことを一言で表すなら、この言葉になるだろう
人々が○○は××だとしたり顔で言っていることの、一つだって○○=××であった試しがないじゃないか!と

思えば
子どもの頃から、評判のいい子の裏の顔を知ってしまうような役回りだった

ただ「違う!」と叫ぶことが、大人としての責任ではないだろうと思うけれど
○○=××を崩す場も与えられないのでは
その先に進むことはできない
○○と××の間にあるものを紐解いて
要素分解して
大事なものは、大事にしたいものは何なのか色づけてゆく
そんな作業は
プライベートでしかできないものなんでしょうか?
果たして

ここには何もない、という思いを深める晩年……
私は
始めに降り立った場所と同じところに居る