りんご

海外在住。 人生や考えについて語っていきます。 気まぐれ更新。

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最近の記事

海外に来て良かったこと② : 自然な思いやり

私が海外に来て良かったと思う点の二つ目は、「自然な思いやり」があることだ。 何か困ったことがあればみんな当たり前に助けてくれる。 以下は私が欧米国にいて体験したことだ。 転んで左手首を骨折したときその時右も左もわからず右往左往していたら親切な人が病院まで連れて行ってくれた。 階段で重いスーツケースを運んでいればほぼ100%に近い確率で男性が代わりに運びに来てくれる。 次の人も通れるようにドアを開けて待っていてあげるのは当たり前。 食べ物が無い人がいれば(アメリカに着

    • 海外に来て良かったこと① : 快適な夏

      小さい時から日本の夏が大嫌いだった。 なんでこんなに暑いのか? なんでずっと汗をかいていなければならないのか? 意味不明だったし地獄のようだと感じていた。 そして日本人は露出をしない。 どんなに暑くても肌を紫外線から守ろうとする。 暑いのに、36度の猛暑の中友達が長袖を着ているのを見て仕方なく自分も長袖を着ていた。 まるで日焼けは「悪」と言わんばかりに、みんな日焼けを嫌がって白い肌を保とうとする。 だから自分も日焼けできなかった。 海外に来て、その「猛暑」とも「白い

      • 本気で初対面で年齢を聞いてくる人への対処法を考える。

        こんにちは。 今回は初対面で年齢を聞いてくる人・当てようとしてくる人への対処法を、本気で考えたい。 その前に、みんなは初対面で年齢を聞かれることについてどう思うだろうか? 失礼だと思うか? 別に何とも思わないか? 私は、初対面で年齢を聞かれることが嫌いだ。 私は、初対面で何の脈絡もなくただだだ年齢を聞かれることが海外にいても稀にある。 勿論、年齢を聞くに値するそれまでの「話の脈絡」があれば何も問題はない。だけど、私にとって何の前触れも脈絡もなくただ「何歳?」と聞かれる

        • アメリカ生活1日目。最高すぎるので聞いて欲しい。

          突然だが、アメリカに引っ越した。 理由は色々あって一番は就職なのだが、以前下の記事でも述べた通り私は自分が海外に合っていると感じている。 まだこれは第一弾なのでもっと理由を書きたいところ。 それにしても、まず言わせてくれ。 アメリカ最高すぎる!!! いやもう最高通り越してHEVEN!!! いや、わかるよ、まだ来て1日目だし(これを書いているのは3日目)、いずれにせよ数日しか経ってないしまだ浮かれててバカンス気分なんだろって言いたい気持ち。 私の中に勿論それもあるのだ

        海外に来て良かったこと② : 自然な思いやり

          濡れ衣と衝撃。「それ、お金払いました?」

          私には、最近言われてとても衝撃を受けた、というかショックだった言葉がある。 私は友達と、その友達の彼氏さんと3人で小旅行をしていた。 私と彼さんが車を運転できるので、二人で交代で運転していて、とあるサービスエリアでのこと。 私はみんなで車の中で食べれたら、と自分用の飲み物の他に、ポテトチップスを購入した。 自分用の飲み物は既に買っていたのだが、ハッと「みんなで食べよう!」と思い店に戻ってポテトチップスを購入したのだ。 友達と友達の彼氏さんは既に車に向かっており、私はそそ

          濡れ衣と衝撃。「それ、お金払いました?」

          一人旅から得られる幸せ。

          旅をしていると、この瞬間がずっと続くなら、「結婚、出産、家を買う、昇進、沢山のお金を得る」など世間一般で「幸せ」と言われているものが一生要らないのではないか?と感じる時がある。 それは誰かの優しさにふれた時や、本当に心が震えるくらい美しい景色を見た時、今までできなかったことができるようになった時(初めて 左ハンドルの海外で運転をしたなど)、一人の時間を心から優雅に楽しめている時、思わぬハプニングをなんとか解決した時、思わぬ優しさに触れた時、また、自分が誰かに優しくして感謝さ

          一人旅から得られる幸せ。

          幼児記憶について語る : 私には1歳からの記憶がある

          私には幼児記憶というものがある。0歳からというと流石に曖昧なのだが、確実に1歳からの記憶はある。それも、沢山。 特に内面、その時に何を考え、何を感じていたのか、をすごくよく覚えている。 20歳を過ぎるまではみんなそうだと思っていたが、大人になって、そういう私のように幼児期の感情感覚を事細かに覚えている人は実は少ないのだと知った。 1歳〜3歳、私は世界の中心だった。大人は私の召使いで泣けば飛んでくるし私の言うことを何でもきいた。 私は、自分がどれだけワガママかを自覚していた

          幼児記憶について語る : 私には1歳からの記憶がある

          原点回帰、19歳のバックパッカー。

          私が初めて海外一人旅をしたのは19歳、大学一年生の時だ。 当時私は英語が全く喋れず、大学受験の知識はあったけれども実践となると相手が全く何を言ってるのか分からない、私も言いたいことが殆ど言えないし伝わらない、という英語でのコミュニケーションにおいては壊滅的な状態だった。 そんな状態で1人で36日間、アメリカ大陸をサンフランシスコからニューヨークまで13都市を、グレイハウンドバスを使って横断するというバックパッカーの旅に出た。私はそれまでの価値観とは何か違う、新しいものにどう

          原点回帰、19歳のバックパッカー。

          私が海外に向いている理由①

          私が海外に向いている理由について考えてみた。 今までなんとなくフワッと「こっちの方がいい」と思っていたものを、明確にリストアップしてみようと思う。 ①「コンプレックスだった大きな胸を気にしなくてよくなった。」 私は胸が大きいので日本にいるとジロジロ見られるし着る服にいちいち気を遣っていた。しかし海外では寧ろ私のサイズが小さいか普通くらいになり、かつみんなピタッとした露出の高い服を着ているので私も気兼ねなく胸を晒し着たい服を着ることができる。 ②「私は『本物の愛』を追求し

          私が海外に向いている理由①

          東京という街について思うこと。

          私は今、イタリアにいる。イタリアのローマのフィレンツェ行きの電車に乗って、途中のOrvietoという駅で降りてCivita di Bagnoregioという荒廃した街へ向かう。 イタリアはとても活気に溢れていて、老若男女問わずに声が大きくて元気で、誰もそのことを気にしていない。 今だって斜め向かいの席に座る中年の男の人が普通の声量でずっと誰かと電話している。東京だったらあり得ない。 毎日色んなことを思うけれど、国が変わると考えることも変わる。気にしなくちゃいけないことも全

          東京という街について思うこと。

          毎日をポジティブに生きるために。

          私は次の電車に乗るために、タンッタンッタンッと足早に階段を降りていた。 すると、ホームの入り口の直前でおじさんが片足を引き摺りながらとてもゆっくりと歩いているのが見えた。 目の前の人はそのおじさんをすり抜けて電車へと走っていった。 しかし、私はちょうど狭い入り口部分でおじさんの真後ろになり先へ進めない。 仕方なく「はやく、はやく」と思いながらおじさんが入り口から通り過ぎるのを待つ。 それでもゆっくりと歩くおじさん。 やっとおじさんの横をすり抜け、電車の入り口へと走る。 ”

          毎日をポジティブに生きるために。