WWDC22 Keynote感想会
WWDC22 Keynoteの感想を書くnoteです。
例によって勢いで書いているので、適当な部分があります。
WWDC22自体はオンライン開催のようですが、ユーチューバーやらニュースメディアの人がkeynoteを見に現地参加していたようです。
現地参加と言っても、結局大きなスクリーンで録画映像を観てるんですよね。
だったら生でやりなよという感じですが、録画の方が出演者のスケジュール調整がしやすいでしょうし、演出も色々できるので都合がいいんですかね。今回も結構手が込んでましたし。
あとは、久々に発表直後のハンズオンがあったようで、実機の写真や映像が上がっています。
さて、普段、ハードウェアの話を中心に記事を書いていますので、今回もハードウェア中心で書きたいと思います。
MacBook Air
まずは、MacBook Airの新モデルが登場しました。
M2搭載です。この間までM1シリーズの新製品の話をしていたのに、もうM2かという感はあります。
とはいえ、M1発表から数えるとすでに1年半くらい経過していた模様。
この感じだとMac ProはM2シリーズ搭載という感じですよね。
当初の発表ではラインナップを完全にApple Siliconに移行させるまで、「約」2年ということでしたから、あと半年程度でMac Pro発表ということに、果たしてなるのかどうか。
ただ、M2チップ自体が用意できているなら、Mac Proの開発自体はそんなに難しくないような気もします。どちらかというと製造の問題が大きいのではないでしょうか。
注目ポイントは刷新された外観デザインです。
ただし、先行した新型MacBook Proとほぼ同じです。
フットプリントが少し小さく、かつ、ちょっと薄くなってるようです。実物を見ると薄く感じるようですが、画像だけだとあまり伝わってきません。
6/10追記:横から見た比較画像ではかなり薄く見えます。ちょっと欲しくなりました。
M1チップのMacBook Airを量販店で買った方がコスパがいい気がしますが、14/16インチMacBook Proほどのスペックが不要なユーザーは、より安い価格で最新デザインのMacが買えていいかもしれません。
カラーリングはシルバー、スペースグレイ、スターライト、ミッドナイトの4種。
現状、Apple Watchはアルミニウムケースのシルバー、スペースグレイが廃止されており、MacBook Proは逆にシルバー、スペースグレイのみ。
何を思ってシルバー・スペースグレイとスターライト・ミッドナイトを併存させたのかはいまいちわかりません。
ちなみに付属するケーブルは、本体色に合わせたカラーリングですが、根元の部分だけホワイトになっています。
評判が悪いようですが、どうせ充電器側はホワイトなので、刺して使うといい感じになるのではないかと思います。
ほんとうにAppleのデザインなのかと突っ込む声もあった、2ポート充電器もしれっと登場しました。
まあリーク画像のは、作りが悪かったので、実物はそれなりなんだろうと想像します。
MacBook Pro
そして、なぜ発表されたのか分からないのが、Touch Bar搭載MacBook Proの新型。
外観は従来モデルと同じです。あまり力が入ってない気がしますが、いちおう専用ページもあります。
このMacBook Proのせいで、Macのラインナップを並べた時に、太いベゼルのMacが並んでしまうのが気がかりです。
古い世代のデザインですか、新型MacBook Airより高い価格設定。もちろんMacBook Proの方が性能は高いのでしょうが、古い世代のデザインを引き継いだ外観のせいで、旨味を感じません。
私はApple社内にTouch Bar復権を狙う勢力がいると思っていますが、それでも表向きの理由は必要になります。
MacBook ProにM2チップ搭載の低価格ラインナップを作りつつ、低価格のファン有りモデルを求めるユーザーに応えたという説がありますが、
iOS 16・iPadOS 16
iOSの紹介がほぼロックスクリーンの強化だけだった(言い過ぎでしょうか。)のでびっくりしましたが、iPadOSとかと共通する部分があるので、振り分けをしていることですね。
iOSのアイコンで「16」の数字の右下に重なるオブジェクトがあるのが、最初変だなと思いましたが、ロックスクリーンの機能を表しているようですね。
Apple Watchでフェイスのデザインを設定するためのインターフェースを開発した経験が活きているのではないでしょうか。
この手の機能が「使える」機能になるには、結局インターフェースがしっかりしていて使いやすいかどうかにかかっている気がします。
ロック画面にApple Watchのコンプリケーションのようなウィジェットが表示できるようになったのは、やっぱり次のiPhoneで常時点灯ディスプレイが採用され、こうしたウィジェットが常時表示できるようになるのではないかと思わずにはいられないですよね。
Apple Watchあるから別にいらんけど、という声が聞こえてきそうですが。
フィットネスAppもApple Watchを使っていないユーザー向けに解放されるという話がありましたし、Apple Watchをまだ使っていないユーザーにコンプリケーションの良さをアピールすることを狙っているのかもしれません。
iPadOSではウィンドウ管理が便利に。
macOSにならないギリギリのところまでmacOSに近づけるチキンレースをやっているのかも知れません。
macOS Ventura
macOS Venturaが登場しました。
日本人のゲーム開発者が日本語でスピーチしていたのが印象的です。
英語話せなくてもいいから出てほしいというくらい、macOS向けゲームタイトルに飢えているのかと思ったり。あとは、ハリウッド版の攻殻機動隊「ゴースト・イン・ザ・シェル」に荒巻役で出演したビートたけしを思い出しました。あれも以後話せなくていいから出演してほしいと制作サイドがオファーしたというような話だったと記憶しています。
あと印象的なのは、iPhoneをウェブカムにする機能。
別にM1 Pro/MaxのMacBook Proのインカメラの品質に不満はありませんが、お手軽にiPhoneがウェブカムになるのは良さそうですよね。
手元が同時に写せるというのも面白いですよね。
何より、MagSafeをうまく使って、最小限のアダプターで済ませている部分がいいと思います。
ただ、アダプター自体はベルキンが作っているようです。
こんなこと言うと怒られそうですが、あんまりベルキンのデザインは好みではないんですよね。他のメーカーに比べるとかなりAppleライクなのは否定しませんし、Appleも気に入っているようですが、あと一歩という感じです。
というわけで、かなりあっさりした内容ですが、全部書いてると終わらないので、ひとまずこれで終わりにしたいと思います。
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