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エコなファッションの単語10個解説!

近年、ファッション業界はサステナビリティ推進へ向けて大きな変化を遂げており、それに伴い新しい概念や用語が登場しています。アップサイクル、スローファッション、サーキュラーファッションなどの用語はファッション業界の流行語にもなっていますが、馴染みのない人にとっては「横文字が多くて意味がわからない」という感じです。

ですが、これらの用語の意味がわかると、ファッションを通して環境問題に貢献できるようになります!
このブログでは、新しい持続可能なファッションの概念を詳しく掘り下げ、私たちに何ができるか紹介していきます。

以下の単語10個を解説していきましょう。


アップサイクル

廃棄物や不要な製品を、より品質や価値が高い新しいものに変えるという事を言います。ファッション業界でアップサイクルと言えば、ヴィンテージまたは古着です。古いものにより高い価値を見出すというのがヴィンテージや古着ですよね。

そして、ファッションとは一見関係のない業界の廃棄物をファッションに変える事もアップサイクルに含まれます。 当社はこのタイプのアップサイクルを専門とする会社で、その製品の 1 つである RINGO-TEXは、青森県のリンゴジュース製造の際にできる、通常は廃棄されるりんごの搾りかすを使用して作られた革新的な革の代替品です。

スローファッション

みなさんファストフードと言ったら、バーガー屋さんや色々手軽に低価格で早く食べれる所を想像すると思います。
ファストファッションも低価格・使い捨て・大量生産という、質よりも量を重視するファッションの考え方です。低価格という事で、低コストで製造しています。その為、製造に携わっている人達の労働環境が良くなく、労働災害保険もかける事がないという、過酷な環境で働いている人がファストファッションの裏にいます。

その逆である、スローファッションとは、量よりも質を重視するファッションの考え方です。ハンドメイドであったり、丈夫で長く使う事ができる、高品質な衣服です。高品質のものに投資することで、衣服をより長く楽しむことができ、最終的に埋立地に捨てられる衣服の量を減らすことができます。

エコフレンドリーファッション

環境的に持続可能で責任ある方法で生産された衣類を指します。その方法には、オーガニックコットン、リサイクル生地、生分解性繊維などの持続可能な素材の使用や、サプライチェーン全体での廃棄物や二酸化炭素排出量の最小限化が含まれます。

エシカルファッション

社会的責任と倫理的な方法で生産されるファッション。
つまり、生産プロセスに携わる労働者がその権利に特別な注意を払って公正に扱われることを意味します。これには、公正な賃金、安全な労働条件、搾取の禁止が含まれます。エシカルファッションには、環境への影響を最小限に抑え、生産プロセスにおける二酸化炭素排出量を削減することも含まれます。

サステナブル素材

ファッション業界が環境に与える影響を最小限に抑えるために、責任を持って調達、製造、使用される素材のことを指します。持続可能な素材には、天然、合成、またはその両方の組み合わせがあります。
そして、素材自体に加えて、調達、製造から輸送、流通に至るまでのサプライチェーン全体も考慮しています。持続可能な素材は、環境への影響の少ない染色、節水、公正な労働環境など、環境に優しく倫理的な生産方法を使用して生産されています。ファッション業界における持続可能な素材の例には、オーガニック コットン、麻、リネン、リサイクル ポリエステルなどがあります。

フェアトレード

フェアトレードは、発展途上国の労働者の公正な賃金とより良い労働条件を促進する運動です。これにより、生産者が商品に対して公正な価格を受け取ることが保証され、持続可能な農業と製造の実践も促進されます。フェアトレードの目標は、ファッション業界の労働者に力を与え、経済的機会を提供することです。

クルエルティーフリー

動物に害を及ぼすことなく製造およびテストされた製品を指します。これは、製品が動物実験を行っておらず、動物由来の成分が含まれていないことを意味します。近年、クルエルティフリー運動が広まり、多くの方が自分の倫理的信念や価値観に合致する製品を求めています。動物実験を行わない製品は、より人道的であるだけでなく、多くの場合は環境に優しく、持続可能な方法で生産されています。

ごみをゼロにする (ゼロウェイスト)

ゼロウェイストとは、製造時に廃棄物をほとんどまたは全く発生させない製品です。廃棄物を最小限に抑え、環境への影響を軽減することを目指す製品。このアプローチには、あらゆる段階で廃棄物を削減するために、製造から廃棄に至る製品のライフサイクル全体を再考することが含まれます。廃棄物ゼロのデザインは、持続可能な素材で作られ、耐久性があり、簡単に修理したり再利用したりできる製品を作ることに重点を置いています。製造に加えて、廃棄物ゼロには、生産プロセスにおける廃棄物と排出量を最小限に抑えることも含まれます。

循環経済 (サーキュラーエコノミー) / クローズドループ製造

資源を可能な限り長く使用し続けることにより、持続可能性と廃棄物の削減を優先する経済システム。耐用年数が終了した材料を回収して再生することに重点を置いています。このアプローチは、廃棄物を削減するだけでなく、天然資源を保護し、新たな資源採掘の必要性も減らします。

循環型ファッション (サーキュラーファッション)

循環型ファッション(サーキュラー ファッション)の概念は、循環経済の原則に基づいています。サーキュラー ファッションは、従来の直線的なファッション業界を循環型で持続可能なファッション業界に変革することを目的とした比較的新しい概念です。無駄を最小限に抑え、ファッションアイテムの寿命を延ばし、資源効率を促進する方法で衣類をデザインし生産することを目指しています。これは、古着のリサイクル、持続可能な素材の使用、生産プロセスによる環境への影響の削減、簡単に修理、再利用、リサイクルできる衣服のデザインなど、さまざまな戦略を通じて達成されます。

最後に

これらの用語や概念を理解することは、消費者が情報に基づいた選択を行うために非常に重要です。アップサイクル、スローファッション、エシカルファッション、循環型ファッション(サーキュラーファッション)などの用語をよく理解することで、良心的に消費し、環境や社会的責任を優先する持続可能な企業をサポートすることができます。環境に優しいファッション ブランドを選択したり、フェアトレードを支援したり、動物実験や廃棄物ゼロのオプションを選択したりするなど、小さな一歩を踏み出すことで、私たち全員がファッション業界の持続可能性への取り組みに変化をもたらすことができます。

appcycle は青森県に拠点を置き、様々な業界のより持続可能な未来の実現を目指す会社です。 appcycle の製品 RINGO-TEX は、リンゴの食品廃棄物から作られたりんごのレザーです。 appcycle と RINGO-TEX について詳しくは、この Web サイトを参照し、Instagram をフォローしてください。

また、当社は研究開発の社員の求人募集をしています。より持続可能な未来の創造を一緒にしたい!アップサイクルや持続可能なファッションに興味があり、環境にポジティブな影響を与えたいと考えている人は是非ご応募ください。持続可能なファッションのための革新的なソリューションの開発にご協力いただける場合は、今すぐお気軽にお問い合わせください。
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事業開発担当
まっちん

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