青森県庁 環境生活部主催の青森エシカルセミナーに登壇

新年あけましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

皆さん初めまして。
あまり表に出ない代表のKeiです。
僕は営業、財務、税務、法務、開発等、皆さんからは見えない中のことを担当しています。

僕たちappcycleはベンチャーでありながら青森県に根付く企業創りを目指すと同時に海外展開をする為、海外学生インターンも活躍しています。

その背景から名字ではなく名前(ファーストネーム)で呼び合う習慣があります。
(余談ですが僕が学生時代は、先輩から名字で呼ばれ、後輩からは名前で呼ばれ様々な呼び方をされてきました。)

今までの企業では相手を呼ぶ際のルールは特になく、日本人独特の『空気を読む』習慣で生きてきたのですが、appcycleは世界に準じ、立場関係なくローマ字表記の名前で呼び合おうと決め、実際にやってみるとワンチーム感が出ていいものだなーと感じています。

このような背景があり、冒頭にKeiと記載しています。
これからブログを書くappcycleの仲間がなんと呼ばれているのか楽しみにご覧いただけると嬉しいです。

(たまに取引先の方へのメールの最後にKeiと入れてしまい送る寸前で焦って消しているのは内緒です。)

さて、今回のブログの表題にある青森県主催のセミナーに登壇させていただいた時の事をお話させていただきます。

2022年11月28日月曜日に青森エシカルセミナーが開催されました。
(かなり前ですね。ブログがなかなか書けず申し訳ありません。)
会場は青森市のメイン通りである新町通りにある『新町キューブ1階グランパレ』両サイド全面ガラス張りの非常におしゃれな会場です。
新町通りを歩く皆さんが『何をしてるんだろう?』と立ち止まり覗き込むような状態。
高い登壇用のステージも用意され、とても大きなプロジェクターに60人の定員+web配信という環境でした。

肌寒い古びた会議室で登壇すると勝手に思っていた僕は、会場に入ることなく一度通り過ぎ、気持ちの準備をしてから会場入りしました。すぐにトイレに向かったことは言うまでもありません。


一緒に登壇する方々はとても豪華な方々で、
青森大学社会学部の金二城教授
青森を代表する大企業の中水青森中央水産株式会社の取締役営業副本部長の福岡様
そして、起業して6か月の僕。
という足がすくむ状態でした。

始まってみると金教授も福岡取締役も、エシカルについての考えや、自社での取り組みなどとても深いお話で、僕自身勉強をさせていただくことばかりでした。
やはり、青森を代表される方々はすごいなーと思いながら出番をむかえました。そして名前が呼ばれ登壇をしたのですが、あたまが真っ白になるものですね。
正直よく覚えていませんw

そんな中、僕が今回『エシカル』についてお話をさせていただいた内容は3点です。

1.どうして青森で起業をしたのか
2.エシカル商品を販売してみた市場の反応
3.これからの想い


1.どうして青森で起業をしたのか



僕がappcycleを立ち上げた理由は1つではなく様々です。
その中で今回のテーマである『エシカル』に近い理由を挙げると、
青森こそエシカル消費を積極的に行う場所だから』という理由です。

?の人が多いと思いますが、その背景は青森県が誇る
縄文都市 三内丸山遺跡』にあります。


日本は弥生時代から稲作を中心とした集落形成が始まり、現在でも日本人の主食であるお米を中心とした生活があります。
弥生時代以前の時代は、狩猟文化で集落は形成せずに、生きるために狩猟をし集落形成はなされていない、未熟な時代と思われていました。
(所説あります。)

しかし、三内丸山遺跡が発見され、1万年にも及ぶ縄文都市があることが世界で初めてわかり、世界の考古学の歴史をガラッと塗り替えました。
三内丸山遺跡はユネスコに世界遺産登録されているのですが、ユネスコが認定した理由が『複雑な精神性』です。

縄文時代の人たちは、自然を正しく恐れ、共存し、都市化して1万年続く文化を精神性で作り上げていました。
争った形跡がほとんどないともいわれています。

エシカル=「倫理的」「道徳上」という意味の形容詞で「法律などの縛りがなくても、みんなが正しい、公平だ、と思っていること」(Wikipedia)

消費者はこれは「購入していいものなのか
生産者は「これを生産していいものなのか

という精神性文化を見直し実行することがエシカルだと僕は考えています。

青森は、その精神性を古くから持っている場所と県民性なので、青森県民こそが旗を振って世界のエシカル文化をリードするべきだとおもっています 。
よって、『青森こそエシカル消費を積極的に推奨する場所』ということになります。


2.エシカル商品を販売してみた市場の反応


僕たちが製造している製品の第1号は『ヴィーガンレザー』です
石油資源の使用を抑えて、環境に配慮したフェイクレザーのことをいうのですが、僕たちのヴィーガンレザーは、青森県産の廃棄処分されるりんごの残渣が配合されていて、より環境配慮された製品なんですね。

SDGs、サステナブル、エシカルと最近よく目にする聞きなれない横文字の、ど真ん中なことをしているのが僕たちappcycleなんです。

そんな僕たちが製造していて感じることや市場の反応についてですが、とても素晴らしく起業して半年程度ですが、上場会社8社と製品開発や企画販売を開始していて、先日千葉県の幕張メッセでおこなわれたサステナブル展では、上場企業と中小零細企業の約80社が、製品開発や販売相談をしていただいている状態です。
もちろん青森県内の企業様からの引き合いも多くいただいています。

日本国内は僕とR&Dのyuyaの2名、プロボノ2名(4人全員青森県出身)で活動しているのですが、ありがたいことにすでにパンク状態です。

海外のメジャー企業とも提携に向けて動いていて、時代の波に乗るとはこういうことをいうんだなーと、毎日が充実した日々を送らせていただいています。

もちろん問題は山積していますが、AOMORI STARTUP CENTERの方々、行政の方々、地元企業の方々、地銀さん、メガバンクさん、国立大学2校、証券会社さんなど、本当に多くの方々にバックアップしていただいているので、青森がワンチームとなって問題を解決していく喜びが僕の人生に彩りを与えてくれています

これからもエシカルな商品を通じて皆さんに喜んでいただけるように努力していきます!



3.これからの想い

appcycleを通じて、1人でも多くの方が、『環境』『日々の生活』『人とのかかわり方』を見つめなおすことで、宇宙船地球号が1日でも長く繫栄していく1つのきっかけとなることを切に願っています。
製品のみならず、人種や宗教、文化や性別など、様々なところで人間1人1人が深く考えなければならないことが多い中で、より平和に、よりおもいやりがあり、より幸福感あふれる世界になればと思います。

ただ、現代は資本主義というルールがありますので、5期で上場を目指し、青森県に雇用を促進し、青森県として長く誇れる特産品として製造を進める所存です。

青森県こそエシカルを推奨し、青森県だからこそできる資本主義の形『青森式資本主義』を創り上げていきます。


今後も皆様のお力添え、ご支援をいただきますよう何卒よろしくお願い申し上げます。

appcycle株式会社
代表取締役 Kei


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?