アプリマーケティングの健全化に貢献する
初めての方は、はじめまして。ご無沙汰の方は、ご無沙汰しております。平沼と申します。
■略歴
新卒でシーエー・モバイル
→サイバーエージェント出向、アプリマーケティング
→C ChannelでF1向けママ向け動画マーケティング
インフルエンサーマーケティング、オフラインイベント など
→メーカー系デジマ企業でアプリマーケティング(イマココ)
新卒から今まで、畑は多少違えども「デジタル」「インターネット」「モバイル」といったところを渡り歩いてきました。直近では「アプリ」「動画」「オフラインイベント」「インフルエンサーマーケティング」などをキーワードに仕事してきました。サイバーエージェント時代に向き合っていたアプリマーケティングに2年半ぶりに戻ってきた、というところです。
■入社の理由
転職報告のポストでは「1imp→1CV」に限りなく近いところを目指したい、いまの会社の技術力ならそれを実現できる、ということをお伝えしました。
「1imp→1CV」なんて、広告事業に少しでも携わった事業者からすると、ありえない話です。そんなことが実現するならマーケターは要りません。ただ、だからこそ「これを突き詰めることが結果的に、クライアントにとっても、メディアにとっても良い結果につながる」ということは、限りなく正解に近いと思っています。
もちろん簡単ではないますが、いまの会社なら実現可能性は高い、と思っています。
■アプリ業界特有の問題
入社=アプリマーケティングへの復帰、ということで、まずはアプリマーケットへの恩返しをしていきます。間違いなく自分を成長させてくれた市場ですので、何か恩返しがしたい。
そんな中、退職を決めてから今までの期間の間、さまざまな方とお話しする中で、徹底的に向き合わなければならない「アプリ業界特有の課題」が見えてきました。
アプリマーケットは、SDKベンダー(MMP※Mobile Measurement Partnersとも言います)のおかげで、他の業界業種よりも、さまざまな「視える化」が進んでいる市場です。独自の進化を遂げてきた特殊な市場であり、そこでマーケティングの舵を取るアプリマーケターという職種は特殊な役割です。世の中に数多存在する、広告のお手本が通用しないケースが多く、アプリマーケティング担当者は常に最前線を走り、正解を探し続けています。
この「アプリ業界特有の課題」は、アプリマーケティング担当者が設計した戦略策定から施策実行に至るプロセス、売り上げへの貢献を、ときには踏みにじり、ときには無かったことにします。これは、どうにかしなければならない。
一般的にこの事象/問題は「アドフラウド」と呼ばれるアプリ業界特有の不正です。よくわからないPubIDにて数百万クリック発生、なにこれ?ざっくりいうとそんな事象全般を指しています。この悪意ある数百万クリックは、アプリマーケティング担当者がオーガニックCVを増やすために打った施策や、試行錯誤してたどり着いた最高のクリエイティブの成果を、いとも簡単に打ち消してしまいます。
この問題を解決し、広告による成果でもお返しをしていく「アプリDSP」を軸としたトレーディングデスクを展開することがいまのミッションです。CPMでの入札がベースとなっている透明性の高い安全な広告プラットフォームを介して、アプリマーケティングの健全化に貢献していきます。
まだ戻ってきたばかりですが、さっさと現場感取り戻して課題解決に立ち向かっていきます。アプリ業界の皆様、いろいろまた教えてください。
ご興味ある方、ご連絡お待ちしております!