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フレドリック・ブラウンSF短編全集〈1〉 星ねずみ

SF好きだなぁってしみじみしてたらSF続きになっちゃった。専門書や論文を読んでるときは同じテーマでも「違うもの」としてずんずん読めるのに、物語になると急に大きすぎるくくりで考えちゃう。

短編集の4冊目に読みたい話があったから、1冊目からゆっくり読んでる。「未来世界から来た男」とどこかで出会ったんだろうな。全く思い出せないけど、「フレドリック・ブラウン」とだけメモしてあった。

星新一のショートショートくらいのつもりで探したら、ハード本だったので全然見つけられなくてめっちゃ時間がかかった。あと重い、物理的に。ソフトカバー本に慣れてしまった貧弱なので、もう豪華なはてしない物語とか読めない。読んだことないからどこかで読みたいけど、ソフトカバーの軽いやつがいい。

人間たちの話が「サイエンス」なフィクションだとすると、宇宙の話が入り混じるこの短編集はどんなSFになるんだろう。SFがScience Fictionなのは承知の上だけど、SFと名のつくものにはTechnology Fiction が多いって人間たちの話のあとがきにあった。とても分かると同意したいところだけど、そこまで精通しているわけではない。

めちゃくちゃ有名というか、草分けなのかな。王道な展開がスムーズに進むからスイスイ読めた。オチまで読むと「知ってる話」って一瞬思うんだけど、初めて読むから本当は知らない。それだけ色んなところで出会ったネタなのかな。でもお話の最後の「。」までワクワク読めた。

勢い余って残りの3冊も一気に借りた。流石に2週間流石に読みきれないや。延長ポチー。

おわり

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