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小鳥がわたしを呼べばわたしはすぐに向かう

ある人が、語った。

「人間がわたしを呼んでもわたしは祈りの最中には返事をしない。聖書の研究をしていたなら、研究に専念する。

そして、それらが済んだら、人間を相手にする。

しかし、小鳥がもしわたしを呼んだら、わたしは祈りを止め、聖書を閉じ、すぐに小鳥のところへ向かう。

小鳥とわたしとの時間の流れが違う。小鳥は寿命が短い。

それだけではない。小鳥はわたしを信頼している。小鳥がわたしを呼べばわたしが行くことを小鳥は信じている。

ところが、人間はこれほどの信頼をわたしにもっていない。

三人の人間の真ん中に小鳥を置いたなら、小鳥は他の二人を無視して、真っ先にわたしに向かって近づいて来る。

これほど忠実な小鳥をわたしが、守らないことは、あり得ない。」

それは、同感です。

人間は人を裏切るのが常であるけれど、小鳥は人間を裏切りませんから。

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