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これがNoCode!?Bubbleで作られた「Award Pool」を一度見てほしい

「ノーコードって制約あるんでしょ」
「ノーコードで一体どこまでできるの?」

そんな方にぜひ、esports管理アプリ「Award Pool」を見てほしいです。

https://app.awardpool.com/

デモログインで、機能を試すことが出来ます。

こちらなんと、Bubbleで作成されています。
公式でも紹介されるほどのクオリティです。

このアプリの凄さ、そしてこれを再現する方法を、自分なりに考えました。


プロトタイプレベルでない、充実した機能

このアプリひとつで、様々な機能を実装しています。
・プロチーム内の賞金・スケジュール等の管理
・チームへのプレイヤー招待・法的契約・支払い
・トーナメントやリーグの生成・勝敗管理
・試合のビデオ中継
・実績からの、プレイヤー同士の勝敗予測
・サイトの案内ボット

ざっと確認しただけでも、これだけ充実しており
esportsで必要な機能を、このアプリだけでほぼ完璧に実装できています。

これらはおそらく、プラグインやAPIを上手に組み合わせています。
例えば支払いはStripe、ボットはDiscordといった具合です。
Bubbleのプラグインは、ワンクリックで外部サービスが使えるようになるという非常に強力なもので、既に1000以上もの数が存在します。
バックエンドのイチからの作り込みをできるだけ省略し、デザインや機械学習の作り込みなどにリソースをかけています。

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開発者はBubbleの選定理由として以下を挙げています。
・さまざまなAPIとクラウドプラットフォームを統合できるプラットフォーム
・市場投入までの時間を短縮できるプラットフォーム

つまりは、外部サービスを使って開発コストのムダを極力省くこと
Bubbleはその目的にマッチしていたようです。


デザインの美しさ

リソースを割いたもののひとつが、デザインです。
「ノーコードだと見た目が良くない」的な話もありますが、これはデザイナーがいないからです。
Bubbleの仕様を理解しているデザイナーが、サービス全体や各パーツをじっくりデザインすることで、ここまでの美しさを実現していると思われます。

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Bubbleを触ったことのある方は、アニメーションのいくつかに「Bubbleっぽさ」を見出せると思います笑
(サイドメニューの表示、ビデオ中継の表示など)

デザインに時間をかけることでBubbleっぽさ・ノーコードっぽさを脱却し、サービスの差別化に成功している好事例だと思います。


この事例を再現するには?

これだけのクオリティを再現するには、個人の力では難しいでしょう。
そこで、ノーコード開発においてもチーム開発が必須となり、各々で役割分担をします。
例えばざっくりと、「ノーコードエンジニア」と「ノーコードデザイナー」に分かれます。

ノーコードエンジニア
・データベース設計
・ワークフローのロジック作成
・APIやプラグインの繋ぎ込み

ノーコードデザイナー
・サービス全体のUI、動線の設計
・各パーツのデザイン

つまりは従来の「フロントエンドエンジニア」と「サーバーサイドエンジニア」ですね。
ノーコードでもこの概念を当てはめると、より上質なサービス開発ができそうです。

僕は「ノーコードエンジニア」として比較的ロジック部分の設計に強みを持っています。
そこにデザイン経験が豊富かつ、Bubbleの知識も持っている「ノーコードデザイナー」が加わると、実現幅はかなり広がると確信しています。

どなたか、一緒にやりませんか?笑

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